膝に猫タンポ

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そろそろコタツを出そう。

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歌野晶午『春から夏、やがて冬』読了

スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ。
内容(「BOOK」データベースより)

反転ではなく、むしろ正転。

本書は罪と罰、告白と赦し、そして恩と怨を扱った長編小説。
読後に残る「やるせなさ」がある意味でリアルです。

ひき逃げで娘を失った男
万引きで捕まった若い女性
そして
恩返しのそれぞれの結末

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
正直『葉桜の季節に君を想うということ』には遠く及ばないし、
ミステリィとしての妙味も殆どない。
それでもエンタメ(フィクション)の注意書きを加えるなら、
ある意味でリアルな世界観を僕に提示したんですよね。
それは

この世は「無情」だというコト。
またこの世に神様がいるとするなら、彼は間違いなくイジワルだ。

というコトです。
中でも一気に様相が変わる後半において
とある人物の死がそれを強く感じさせました。

彼女は愚かではありました。
いろいろ足りなかったし、軽率でもあったでしょう。

しかし、この残酷な報いを受けるほど彼女は間違っていたのかな?
彼女の眩いばかりの誠心(と実際の行為)を考えるとき、
この世の無常を想わずにはいられません。
でもそれなのに、僕には加害者を断じる事も出来なくて……。

以上、本書のオビには「ラスト5ページで世界が反転する!」
とあったけれど、僕には「世界はかわりなく通常運転(正転)だ」
と感じてしまいました。本作を毀損する訳ではないけれど、
オビは的外れの感が拭えません(この結末が本作の白眉なのだから)。

蛇足:
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初版、P266-8行目。
『平田は旧知の新聞記者と…』の “平田” は “小瀬木” の誤り。
この時点で平田は拘留中です。

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Little Wing

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お目当てのアーティストは別。それは秘密。
ただ対バンの彼等が良かった。
コントラバス、ギター、マンドリンの3ピース。
この編成で T. Rex の 20th Century Boy を演るなんて!
さらにはサブジェクトの Little Wing が良かった。
ジミヘンのミディアム・バラード。
ロック好きなあの娘の顔が頭に浮かんでしまいました。

Fly on little wing

小さな翼で、今も飛びまわっていて欲しい。

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もう少しだけ

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就寝前のひととき。

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夜更かし?のお姉ちゃんもそろそろオネムの様子。

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ウトウト、ウトウト……。

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今、良いところだからもう少しだけ。
父ちゃんも直ぐに寝るよ。

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島本理生『夜はおしまい』読了

性とお金と嘘と愛に塗れたこの世界を、私たちは生きている。ミスコンで無遠慮に価値をつけられる私。お金のために愛人業をする私。夫とはセックスしたくない私。本当に愛する人とは結ばれない私―。秘密を抱える神父・金井のもとを訪れる四人の女性。逃げ道のない女という性を抉るように描く、島本理生の到達点。
内容(「BOOK」データベースより)

自傷の作法。

本書は性を巡る罪と救済を記した4つの連作短編集。
女性の性を繊細で傷つきやすく、
しかし複雑で崇高な様子を訴えていました。

ミスコンで鼻柱が折られた女子大生
愛人家業で性を推量するOL
不倫を繰り返す女性作家
性同一性障害のカウンセラ
そして
哀しい過去のある神父

内容はバッサリ略で一言、難しいなぁ。
それはリーダビリティとして難解と言うわけでなく、
テーマが解答のしようも無いモノばかりだった気がするからです。
さらには『雪ト逃ゲル』の主人公・私(♀)の述懐

女は人間だ。男もまた人間のはずだ。
だけどその二つの人間は決してイコールでは結べない(本文より)

とあるように、本書は(著者の他の作品と同様に)
男性読者を拒絶しているようにも感じてしまいました。
もっと言えば、男の僕は(女性の性について)
考えることさえ赦されていない様にも受け取れ……。
この点に関して特に意見はないのだけれど、
これから本書を手にする男性に向けて一応のご報告です。

以上、(男の)僕は女性の性について語るリスクを控えたく、
今回はこれで失礼したいと思います。

ここからは蛇足で自傷について。
主人公として登場する4人(プラス1名)の女性は、
「性によって傷つけられた被害者」とされていた様に感じます。
例えばそれは望まない性行為だったり、
不躾な価値観の押し付けだったり、神様の意地悪だったり。
その結果、彼女達はそれぞれ広義の自傷に走るのですが……。
ここで僕は自傷について二つのコトを考えたんですよね。
一つは(消極的ではあるけれど)自傷もアリだと言うコト。
それは上記の『雪ト逃ゲル』であった

自分の身に起きた事は、自分を責めることでしか癒されない
(同じく本文より)

が、恥ずかしいけれど僕の性向と一緒だからです。
けれどその一方で(もう一つの考えである)

自傷にも作法みたいなモノがあるのでは?

と頭に浮かんでしまいました。
これも僕の経験(ありていに言えば人に迷惑を掛けた)が
そう囁くのですが……。

他人を使って(巻き込んで)自分を傷付けていると、
その他人もまた同じ様に傷つけてしまう。

それが自傷の法則であるような気がします。
推奨するわけではないけれど、
自傷するなら自分一人で完結した方が良いでしょう。
出来れば自分を愛してくれる人が一人もいないところで、
好きなだけ自分を切り刻んで欲しいと思います。
そして痛みの分だけ、魂が癒えることを……。
心から願っています。

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スケジュール帳

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元妻から。
離婚しても、コレだけはずっと続いている。

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真藤順丈『宝島 -HERO's ISLAND-』読了

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!
内容(「BOOK」データベースより)

英雄とは。

本書は第160回(平成30年度下半期)直木賞受賞作。
米軍基地から物資を盗む「戦果アギヤー」を中心に、
戦後沖縄の過酷な運命を描いています。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
ヤマトンチュの僕が『沖縄』を語ることなんて出来ないけれど、
それでも同じ “日本人” として哀しみを感じずにはいられません。
作中にあった、多くの悲劇(その殆どの犠牲者が女と子供)に、
後にテロリストになるレイと、
ほとんど近似値の怒りを覚えてしまいました。

物語には勢いがあるし、高い熱量もありました。
しかし構成にも細部にも少なくないアラを感じたんですよね。
それを良く言えば「イケイケ」だし、悪く言えば「いい加減」。
しかしそれも著者の確信的な「なんくるないさー」だったのかな?
ウチナンチュの怒りの熱量を、魂の誠実さを、島を愛する純粋さを、
一切毀損することはなかった気がします。
むしろ「なんくるないさー」的な筆が、
沖縄らしい世界観造りに寄与したとさえ感じました。

個人的には近い将来、必ず映像化されると予想する本作。
勢いのあるエンタメを御所望の方にはお勧めです。

蛇足で英雄について。
作中、レイやグスク、そしてヤマコの言葉から
いくつかの「英雄」論が語られています。例えば

英雄とは虐げられた人たちを解放する(本文より)

だったり、

この世の法則に抗うのが英雄(同じく本文より)

だったり。
いづれにせよ、異なる見地から多面的な英雄論が展開されていました。
さらなる詳細は本書をご確認していただくとして、
読書中、凡人である僕は控えめにこう考えていたんですよね

英雄の条件って、ただ生きていることじゃないの?

って。
幼稚な考えで恥ずかしいのだけれど、

どんなに凡人でも、人は必ず誰かの宝物。

僕はそう信じています。
だからこそ、きっと誰もが生まれながらにして英雄だし、
英雄ならば、なんとしてでも生きなければ。

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パシッ

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午睡の姉妹。

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妹の尻尾が……

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お姉ちゃんをパシッ。

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木下昌輝『戦国十二刻 始まりのとき』読了

死して生まれよ。大胆で斬新!歴史を操る時代小説イノベーション!!誰もが知る史実の中に驚きの因縁が。名高き軍師たちの、新たな時代へとつながる濃密な24時間。
内容(「BOOK」データベースより)

戦国ファンタジー。

本書は新しい時代のさきがけとなった男たちの、
始まりの24時間を描いた短編集。
壮大な枠組みの中で、細部を活き活きと描いており、
構成の妙も楽しめました。

内容はバッサリ略で一言、ほとんど漫画です(笑)
勿論、これは “下げて” いるのではなく、
エンターテイメントを評して(僕なりの)最上級の褒め言葉。
正直、ファンタジーがかなり入っちゃっているので、
リアルを求めると肩透かしになるけれど、
細かいコト(?)を言うのは野暮って奴です^^
それでも、各話それぞれは非常に完成度が高く、
歴史好きな方、特に浅いファンの方にはかなりお勧めです。

個人的に挙げるなら『厳島残夢』の一編。
毛利が何故に天下を目指さなかったのか?
その理由が(フィクションを承知で)納得できました。
それでも……、いや、しかし……。
もし関が原の戦いで毛利が動いていたら、
戦乱の終わり、新しい時代の到来はもっと遅くなっていたのかな?
やっぱり、毛利は天下を諦めて良かったのでしょうね。

最後になりますが、
本書は『戦国24時さいごの刻(とき)』の続編です。
僕もどこか似ているよなぁ、と思って借りたのですが、
前作は文庫化で『戦国十二刻 終わりのとき』と改題されていました。
いやぁ~、納得、納得(笑)

さらに蛇足。
『因果の籤』にあったのですが、斎藤道三が下克上を果たした土岐家。
その中にあって土岐頼充は、後に信長の妻となる帰蝶(濃姫のコト)
を娶ったとされています(勿論、道三の主導による政略結婚です)。
けれど、僕の記憶では帰蝶の前夫(信長の前)は土岐頼純なんですよね。
僕の記憶違いか、それとも頼充と頼純は同一人物になるのかな?
(ちょっとだけ調べたけれど、同一人物かどうかは判りませんでした)

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日本大学芸術学部 江古田キャンパス 日芸祭2019

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僕が回答するなら、この箸袋を持つ人。

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戦利品はふう助さんがチェック。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫18歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒5歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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