宮崎智之『平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命』読了

不完全は優しさ。あきらめは許し。弱さは贅沢。自分が美しいと思うものを踏みにじらずに生きるために―。アルコール依存症、離婚を経て取り組んだ断酒。そして、手に入れた平熱の生活。退屈な日常は、いつでも刺激的な場へと変えられる。
内容(「BOOK」データベースより)

「弱さ」は免罪符ではない。

本書はアルコール依存症によるエッセイ集。
断酒(や離婚)を経て得られた平熱の世界がありました。

内容はバッサリ略で一言、良かったと思います。
それは自分を美化することもなく(謙虚を装った自慢話ではない)、
多くあった意見にも慎ましさ(≒平熱)みたいなモノがあったから。

一方で、アルコールの問題についてはほとんど語られていません。
僕はアルコール依存症をキーワードに本書を手にしたので、
この点についてはハッキリとヒザカックン。お仲間は念のためご注意を。
(ただし著者は現在も断酒継続中。間違いなく僕たちのお仲間です)

また異なるメディアに掲載されたエッセイを集めているので統一感に乏しく、
筆致?さえバラバラと感じてしまいました
また内容についても

共感出来るモノもあったし、そうでないモノもありました。

それでも最後まで “平熱” だった著者の語り口には好感しかなく、
上手く言えないのだけれど「お酒が無くても議論は出来る」。
そう著者は体現してみせていた様な気がします。

以上、本書は弱さ(含むアルコール問題)を受け入れ、
しかし盲目的、偏向的な思考とは無縁の(ごく普通の)男性視点がありました。
アルコール依存症に限らず、中年男性の方にお勧めです。

蛇足で「ヤブみ」について。
作中、著者は

「プリミティブで、残念なほど地味だが、たまらなく趣がある」ものに対して、
「ヤブみ」という言葉を使う(本文より)

とありました。
その例としてヤカン(薬缶)やタワシ(特に便所用の柄のついた奴)が
あったのですが……。
その詳細は本書をご確認していただくとして、僕のとっての「ヤブみ」は、
いまこの瞬間手にしている「紙の本」である。そう感じてしまいました。
なんせ “紙” の本なんて、いまどき時代遅れですモンね。
でもだからこそ僕には「ヤブみ」なんです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

未成年はおつかいでもお酒を買えない

読書中、疑問になってググってみたらサブジェクト。
いやぁ~、驚きました(いまさらジロー)
イマドキの子供は隠れて飲むお酒、どうしているの?


「23時以降もお酒が買えて便利になった」
そこでオッサン(僕)は時間が止まっていました。
因みに僕が学生の頃はコンビニはないし、酒屋は閉まっている。
自動販売機ですら23時で購入できなくなっていました(タイマーで販売停止)


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:one day  Trackback:0 comment:0 

断酒会 2020/12/14

IMG_20201214_192129.jpg
多くの方々がそうであるように、
僕たち断酒仲間にも厳しい一年だった。

またはじめよう。

お互いに声を掛け合って、
今年最後の例会を閉じる。

開始:2012/3/18
断酒3194日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

アルコール入りチョコレートを食べた

IMG_20201206_130019.jpg
油断した。
アルコール入りとは全く気が付かなかった。
ただイチゴ味だからと購入した。

長く論ずるつもりはない。
食べて直ぐに起きた身体の変化だけを書こう。

心臓の動きが激しくなった。
顔が熱くなった。
胃の辺りがムカムカする。

端的に言えば割と強く不快になった。
正直、驚いた。たかがチョコレートでこの僕が!

過去の飲酒量との相関関係や、
もっと言えばアルコール依存症については触れない(また別の話になる)。
ただ自戒を込めて、仲間達に情報共有を。
断酒はメンタルだけではなく、フィジカルにも劇的な変化を与えている。
車の運転には(も)気を付けたい(もちろん自転車も)。

開始:2012/3/18
断酒3188日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

断酒ノート

16冊目。
IMG_20201112_144927.jpg
最近ちょっと辛いので、
気持ちを込めて記している。

開始:2012/3/18
断酒3146日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

町田康『しらふで生きる 大酒飲みの決断』読了

30年間毎日酒を飲み続けた作家は、4年前から一滴も飲んでいない。何が起きたのか?どうやってやめたのか?痩せた!眠れる!仕事が捗る!些細なことにもよろこぶ自分が戻ってきた!思いがけない禁酒の利得。
内容(「BOOK」データベースより)

飲んでも飲まなくても。

本書はマルチタレント『町田康』による禁酒ドキュメンタリィ。
自身の禁酒の経緯や効能が、くだを巻く勢いで綴られていました。

内容はバッサリ略で一言、よろしいと思います。
正直、文章が(僕には)くど過ぎるし、
お酒から大きく離れて人生訓みたいな(大上段な)話が多い。
ちょっと読み疲れも感じたのだけれど、それはそれ(苦笑)
町田さんが長年お酒と付き合い、
そして距離を置いている現況や心境のいくつかは、
同じく酒を辞めている者(僕)として、また一つ勉強になりました。

因みに僕はお酒を飲むのも辞めるのも。
はたまた再度お酒を飲んじゃったって、別に良いと思うんですよね。
他人に迷惑さえ掛けなければ、そんなの本人の自由だと思います。
なので、本書にあった町田さんの禁酒の動機?や継続のモチベーション。
さらには禁酒による効能と言った主張も(断酒会で体験談を聴くように)
心穏やかに拝聴することが出来ました。

勿論、町田さんの主張が絶対的に正しい……とか、
僕も同意見……と言う意味ではないですよ?

そんなのはお酒を飲む飲まないの自由と同じく、
人それぞれでよろしいのではないでしょうか。

あと、町田さんは割りと頑なに「断酒」を「禁酒」。
「抗酒剤」を「禁酒剤」と記していたけれど、何か理由があるのかな?
僕達断酒会や AA の間では「禁酒」は避ける傾向にある言葉なんだけれど
(その代わりが「断酒」です)

蛇足でお酒を飲めない者が困ることについて。
もう少し言えば、飲食店で肩身の狭い想いをするケースなのですが……。
例えばお寿司屋なら日本酒、フランス料理ならワイン等、
ほとんど料理とセットになっているお酒ってありますよね。
それが飲めない(頼めない)ことは、その代表の一つだと思います。
勿論、ノンアルコールなど代わりを頼めばよいのだけれど、
アルコールに比べれば圧倒的に単価が安いので、
お店の粗利を著しく悪化させるコトには間違いない。
つまり望まれないお客に(僕達は)なっているんですよね。
それが「困る」とか「辛い」とか言うより、
お店に申し訳なくて逃げたくなる(行きたくない)が正直なトコロかも。
で、町田さんは都内の料理店で仲居さんに
「これは桜のなんとかだから……」
と、しつこく食前酒を勧められたコトがあるそうです。
あげく町田さんが「いまは酒を断っている」と断っても、
「食前酒くらいは飲んだらよいじゃありませんか」と返されたとのコト。
この仲居さんの発言が善意からなのか、
客単価を考えてなのかは判らないけれど、僕はこの場面を想像して
身の置きどころのない気分になってしまいました。
因みに町田さんはこの仲居さんと口論になったそうです
(その後、病院沙汰になった大立ち回りを予感させる記述あり)
以上、僕なんかが上手くは言えないのだけれど、
お酒に限らず「無理強いは良くないな」って感じました。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

断酒会 2020/7/13

IMG_20200713_195825.jpg
新型コロナウイルスの影響で会場が借りられず、
長く休会が続いていた。でも今夜、久しぶりに再開。
みんなの顔にホッとして、断酒会の意義を再確認。

※ 密は避けています。
IMG_20200713_190524.jpg

開始:2012/3/18
断酒3040日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

断酒継続3000日

数字ほど感慨みたいなモノはない。
ただ、断酒をはじめたとき、
一番辛い時に僕を支えてくれた人。

僕にとって断酒の節目の日とは、
もう二度と会う事の無い彼女の顔を、ちょっとだけ思い出す。
そんな日だ。

開始:2012/3/18
断酒3001日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

断酒ノート

15冊目。
IMG_20200329_083445.jpg
断酒会(例会)の休会が続いている。
新型コロナウィルスの影響で会場が借りられないからだ。
さらには仲間の再飲酒の話も続いており……。
対岸の火事ではない。不安な日々を耐え忍ぶ。

開始:2012/3/18
断酒2935日目

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

【新型コロナウイルス】依存症の理解を深めるための普及啓発イベント 東京開催が無観客で【残念無念】

コチラ東京開催
イベントそのものは当然、アルコール依存症と闘う
ZIGGY の森重樹一さんも登場とあって非常に楽しみにしていました。
しかし……

Screenshot_20200221-143442.jpg

最近、僕はいろいろあって。
なので久しぶりに森重(あえて敬称略)が頑張っている様子を拝見し、
気合を入れなおそうと考えていました。
仕方が無いけれど、とても残念です。

おまけ:
ペシミストのため息
BGM: ZIGGY / ペシミストのため息

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

Tag:アルコール依存症  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫20歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒6歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
月別アーカイブ
ユーザータグ

読書(1349)
(892)
one_day(724)
ex_girlfriend(343)
ロックンロール(234)
my_ex(214)
アルコール依存症(202)
タラレバ娘(131)
自転車(41)
縦結びの人(41)

検索フォーム
FC2カウンター