馳星周『ゴールデン街コーリング』読了

1985年、ゴールデン街で出合った希望と興奮、孤独と失望。
本を片手に安酒を呷り、煙草をふかし、見えない未来に焦る日々。
―そして事件。最初で最後の自伝的青春小説。
内容(「BOOK」データベースより)

許せなくても。

本書はノワールの旗手『馳星周』の自伝的青春小説。
主人公・坂本青年の内で愛と憎しみが相克する様子に、
どこか僕の青春を重ねてしまいました。
良作。

田舎から出てきた本好きな少年
本好きが集まるゴールデン街のバー
そして
許すべきことと許せないこと

内容はバッサリ略で一言、とても良かったです。
正直、書きたい話題が山ほどあり、紙面?が全く足りません。
断腸の思いではありますが、駆け足でご紹介。

本書のテーマに「愛憎の相克」があったと思います。
坂本青年のそれは憧れだった都会(ゴールデン街)であり、
書評家で酒乱の店主。そして

美しい言葉を口にしながら、実際は反対の行いをする(本文より)

多くの大人たちでした。
でもそこに坂本青年も含まれて行くんですよね。
自分は決してそうはならないと誓ってはいても、
周りに、お酒に流されて、いつしか彼等と同じになって行く。
そんな自分に煩悶する様子が、語弊を恐れずに言えば
とても愛おしく感じてしまいました。

また愛と憎しみの延長線上に「許すこと」も
本書の重要なテーマだったと思います。
で、ネタバレに繋がるので控えますが、
僕はこの歳になってこう思うようになったんですよね。

どうしても許せないなら許さなくても良い。
その代わり離れよう。

若者には「老人の処世術」と蔑まれるかも知れないけれど、
それでも憎しみの果てに、互いを傷付けあうよりはずっと良い。
それは許せない自分を憎んでしまう時も同じコト。
許さなくても良いから、そんな時は嫌いな自分から離れた方が良い。
酒に溺れていたあの頃の僕にも、そう伝えたいです。

本書は青春を経験した(つまり全ての) “男性” にお勧めです。
中でも青春が

お酒と小説とロックで占めた男性(坂本青年は5:4:1の割合)

つまり殆ど僕みたいな男性に強くお勧めします(僕は3:1:1)。
いつも何かに怒っていたご自身に、きっと会えるでしょう。

ここからは蛇足。
本書では多くの素晴らしい小説や映画にも触れられています。
そしてその中には沢木耕太郎さんの『深夜特急』もありました。
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この歳になって青春だなんて恥ずかしいコトは言いません。
けれど別れた彼女の愛読書を、そのタイトルを目にするだけで、
「なぜあの時、許せなかったのか」
そんな後悔がこの歳になっても蘇ってしまいます。

ささいな行き違いでした。

あの時、お互いが相手を許せなくても、
ホンの少し時間を置けば(距離を置けば)
結果は180度違っていた筈。
許せないなら、きっと離れるべきです。

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沢木耕太郎『深夜特急』

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一人で世界中に飛んでいく
彼女の愛読書が届いた

手を差し伸べてくれるのに

踏み出す勇気がないから
僕はココから動けない

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Two let's new get you. Two it's own ID you.

なぞなぞです。

Two let's new get you. Two it's own ID you.

これはとある日本の歌の一部(歌詞)なのですが、
この歌の題名とは一体なんでしょうか?
ヒントは日本レコード大賞の受賞曲です。


もう30年以上前、中学1年か2年生の時のなぞなぞです。
先日「日本語が思い浮かんでしまう外国語」って話題で思い出しました。


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彩瀬まる『骨を彩る』読了

どうしようもない、わからない、取り戻せない、もういない―。
なかったことにできない、色とりどりの記憶が降り注ぐ。
最大注目新鋭作家、書き下ろし。
内容(「BOOK」データベースより)

欠けたり、曲がったり、刻まれたり。

本書は大切な何かを損なってしまった人たちの物語。
哀しみや喪失感を、決して通り一遍等の共感では無い、
しかし慈しみの筆で綴られていました。
佳作。

内容はバッサリ略で一言。しみじみと良かったです。

収録された5つのお話の主人公は、
いづれも繊細な悩みを抱えていました。
しかしそれは他人とは決して共有できない、
極めて個人的なモノなんですよね。
それを本作では『骨』に例えており、
人格や人生を形成する骨へのダメージ、
ひいては他人には決して見えない部分の障害として、
上手く表現されていたと思います。
さらには繊細で表現力豊かな筆が物語を、
タイトルの通りに『骨』を、鮮やかに彩りました。

著者の彩瀬さんは『桜の下で待っている』に続いて
2冊目だけれど、素晴らしい作家ですね。
彼女の対象からホンの少しだけ退いた視点が
なんとも言えず好感を覚えます。

蛇足で僕のお勧めは『ハライソ』の一編。
オンラインゲームの世界だけで繋がる青年・浩太郎と、
女子大生・ヨシノのお話です。そこで浩太郎は
ヨシノから初体験に際しての相談を受けるのですが……。
詳細は本書をご確認していただくとして、
僕は二人が辿り着いた場所、メタファで顕されるところの
ハライソの塔、百三十五階のテラスのシーンで胸を打たれました。

たとえ離れ離れでも、これからも会うコトは無くても、
貴方を想っている。苦しいときは必ず助ける……。

そんな文章を目にした瞬間、僕の頭の中で作中の曲が流れだし、
ある人の事を思い出してしまいました。

また性についても深く感銘を受けました。
僕は男性として実際的で物理的な快楽を否定しないけれど、
それ以上の悦びがあるんだって事、
語弊を恐れずに言えば知っているんですよね。
だからこそラストの描写に欲情的なものは一切感じるコト無く、
ただただ幸せな気分になりました。
高慢な言い方になってしまうけれど、
浩太郎や僕が感じるこの幸せが、
男性だけのモノではありませんように。
そう願います。

おまけ:
time after time
BGM:
ハライソの塔、百三十五階のテラスで流れた「Time After Time」
僕はシンディのではなく、gonvut のカバーを、
そして gonvut のライブに一緒に行こうと約束していた彼女を想いました。
もう、その約束は果たされるコトは決してないけれど、
彼女が倒れそうになったら僕が受け止めに駆けつけたい。
その思いはどんなに時が過ぎても変らないでしょう。
彼女はとっくの昔に、僕の骨に刻まれています。

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ラオスにいったい何があるというんですか?

ハルキストはずっと行きたいと言っていた。
ラオスに。そして実際に飛んでいった。
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ラオスにいったい何があるというんですか?

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僕が思うに、ラオスには証しがある。
彼女の好奇心の証し、行動力の証し。
僕が彼女を愛した理由、その証しだ。

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写真

冷蔵庫に貼った
二人の写真を剥がす。

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西加奈子『サラバ!(上)(中)(下)』読了

僕はこの世界に左足から登場した―。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。
その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために
帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。
幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は
「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。
メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。
日本人学校に通うことになった歩は、
ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。
内容(上巻の「BOOK」データベースより)

僕の人生。

本書は第152回(平成26年度下半期) 直木賞受賞作。
テヘラン生まれの帰国子女・圷歩の半生を描いており、
所謂「アイデンティティ」とは何か?と問いかけています。
佳作。

内容はバッサリ略で一言、面白かったぁ!
もう少し言えばハッキリとした「時間泥棒」。
本作を仕事が忙しくなる月末に手にしなくて良かったです。

大ヒット作であり、多くの方が親しんだ作品だと思います。
なので、今回は個々の解説や感想も一切抜きにして……。

本作はタラレバ娘から借りました。
なので(?)先日会った時、
僕はまだ下巻に入ったばかりだったのだけれど、
これまでの印象・感想を中間報告のつもりでお話しました

・面白い。良い意味でイライラしている。
・特に歩君の母にイライラする。
・また逆の意味で歩君の父にもイライラする。

信じがたいほど愚かな援助を続ける歩君の父に、亡父を重ねました。
また人の金で快楽を貪る歩君の母に、僕を生んだ女を重ねました。
だからイライラしたし、

人のお金で楽しんで、それって本当に楽しいのか?

そうタラレバ娘にぶつけてしまいました。
けれど、彼女は何も言わずに僕の話しを聞いてくれたんですよね。
本作を最後まで読み終えた今は、赤面でしかありませんが……。

上記に特別な意味なんてないのだけれど、
結局、

自分の人生は、誰かの人生ではないの。
そして誰かの人生も、自分の人生ではない(本文より)

なんだと思います。
でもそれは哀しいことじゃないと思うんですよね。
実際、僕の(読書途中の)頓珍漢な感想も、
彼女は自分とは違う意見として尊重してくれました
(少なくとも僕はそう感じました)。
「アイデンティティ」って言うと、ちょっと古いし、
意識高い系(笑)と照れが入っちゃうけれど、
自分は人と違うから、他人を尊重できる。
そう言う概念でもあると僕は感じます。

「僕の人生」に自慢できるコトは何一つないけれど、
「僕の人生」は僕だけがコントロールしているコト。
それだけはちょっと誇りにしたいなと思いました。

蛇足で3冊組みの単行本(文庫本)について。
本作の持ち主・タラレバ娘は
『サラバ!』を上下巻の2冊組みだと勘違いしたそうです。
幸い途中で気がついたので、

上巻を読み終えたのに中巻がない(下巻はあるのに)

ぐらいの被害で済んだそうですが、
過去にはもっと悲惨な事件?もあったそうで。
それは佐藤愛子さんの「血脈」。
こちらも上中下の3冊組みではありますが、
彼女はなんと!全く気がつかずに上下と読み終えとの事。
曰く「いやに話が進むなぁ」
で、後日古本屋で中巻を見つけてビックリしたそうです。
(直ぐに買って読んだそうです)
いやぁ~、僕からしたらちょっとありえない失敗ですが、
これも彼女の個性です。勿論尊重いたします(笑)
念のため、皆様にも注意喚起を。

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陶芸体験教室 削り編

翌日
半乾きになった作品を削って整形します。
(この工程はある程度の乾燥が必要なため、
およそ24時間のインターバルが必要なのです)

粘土で電動ろくろに固定し、最初に罫書き。
そこから線をガイドにガンガン削ります。
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で、これが前日以上に難しい!
昨日より固くなったそれは想像以上に力が要るし
(削る工具を固定するのに必要なのです。
ろくろの回転に腕が持っていかれてしまいます)
そもそも前日より回転が早いので
(粘土が固くなった分、当然トルクが必要なんだと思います)
ホンの僅かの動作で一気に削れてしまうのです!

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で、本日の感想も前日と同じく「意外と難しい」。
また先生も仰られていたのですが、
「腕力がある分、最初は男性の方が上手い」とのコト。
体験教室レベルでは女性は案外苦労するかもしれません。

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とまぁ、なんだかんだやりまして。
最後に僕はコーヒーカップの取っ手をつけて本日はおしまい。
次回は「施釉」になるのですが、
焼き入れ(素焼き)を待つのでおよそ一ヵ月後になります。
小さな作品だし、絵心も無いから簡単なモノしか出来ないけれど、
どんなイラストを書こうかな^^
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伊東潤『ライトマイファイア-light my fire-』読了

死者10人を出した簡易宿泊所放火事件。
警察官・寺島が入手したノートの「1970」「H・J」の意味とは―。
45年の歳月を経て、2つの事件が結びつく時、
過去に囚われた男たちの最後の戦いが始まる。
現代史の“闇”に迫る怒濤の公安小説。
内容(「BOOK」データベースより)

延焼はありません。

本書は歴史小説を得意とする著者久しぶりの現代小説。
現代の放火と過去の学生運動と言う2つの『火』、
そのリンクがスリリングに描かれています。

内容はバッサリ略で一言。悪くは無かったです。
ただし残念な気持ちの方が大きいのも正直なところ。
本書には様々なテーマや事件が織り込まれているけれど、
結果「広く浅く」で終わってしまった印象です。
ネタバレになるので控えますが、
あの昭和史に残る大事件は手垢がつきすぎてお腹一杯なんですよね。
折角、本書は事件の真相と、とある重要人物の設定に
大胆なフィクションを取り入れたのです。
長々とされる史実にそった事件の描写をごっそりカットし、
むしろフィクションの部分を膨らませるべきだったと感じました。
例えば、そのとある人物の恋愛にも
割りと多くのページを割かれていたのだし、
こちらに焦点を当てても良かったのではないでしょうか。
(僕はこの史実の部分でダラケました。もう他のメディアで
ウンザリするほど既知な事柄をなぞるだけだったので)

結局、本作は「放火事件」、「学生運動」、「恋愛」と
3つの火をつけはしましたが、殆ど類焼や延焼はなかったと思います。
それは決して悪くはないのだけれど、
野次馬(読者)は3つ小火(ボヤ)より1つの大火を見たいかも。

蛇足で本作のタイトルは……言わずもがなですよね。
以前にも『吹けよ風 呼べよ嵐
(ピンクフロイドの「One of These Days」から)があったし、
著者はかなりのロックファンと推察いたします(嬉しい!)
また本作でもボブディランの「Blowin' in the Wind」
(そう言えば『横浜1963』でも登場していました)や
ストーンズの「Sympathy for the Devil」が登場しますが、
ここはなんと言ってもタイトルの「Light My Fire」です。
因みにこちらは村上春樹さんもお気に入りの曲でもあり
コチラでも登場しましたね)、
京王線散策中のタラレバ娘も口ずさんでおりました(笑)
いやぁ~ロックって本当にいいな^^

おまけ:
light my fire
BGM: The Doors / Light My Fire

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陶芸体験教室 電動ろくろ編

『京王線を徒歩で全駅制覇』も酷暑の為、夏の間は休止。
その代わりと言ってはナンですが陶芸体験教室に参加しました。
全3回のコースで僕はぐい飲みとコーヒーカップを作ります。
で、本日は初回の『電動ろくろ』です。
その工程ですが、まず最初に粘土をこねてからろくろに乗せ
それを円錐形にします(写真はないけれど、ここから既に結構難しいです)。
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そこから両手中指を使って延ばし

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縁を整え

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デタッチ。
本日はここまでです。

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右側二つが僕ので、左側ふたつがタラレバ娘の作品
(彼女はぐい飲みと小鉢を制作)です。

で、感想は「意外と難しい」です。
それは想像以上に力(腕力)と思い切り(躊躇なく)が必要な事。
そのクセ、全てにおいて拙速が致命的になる事でしょうか。
また何度も「厚さ」を注意(指摘)されたのですが、
これは事前にどの程度の厚さにすれば良いのか
聞いておけば良かったと思いました。

さて、次回は「削り」の作業になります。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫17歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒4歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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