第三の余弦定理



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森博嗣『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』読了
熟考したつもりでも、私たちは思い込みや常識など
具体的な事柄に囚われている。
問題に直面した際、本当に必要なのは「抽象的思考」なのに―。
「疑問を閃きに変えるには」「“知る”という危険」
「決めつけない賢さ」「自分自身の育て方」等々、
明日をより楽しく、より自由にする「抽象的思考」を養うには?
内容(「BOOK」データベースより抜粋)
もうちょっと考えよう。
本書は工学博士であり、理系ミステリィでお馴染みの著者による、
アナログ的な思考、嗜好、指向=「抽象的思考」の勧めです。
「抽象的思考」によりバランスの取れた判断力を得ることは、
結局のところ「自由」を得ることだと指摘しています。
著者はカリカリの理系ではありますが、
その文章はとてもリリカルであり、
むしろアーティスティックなんですよね。
言葉による思考伝達の限界を知るから、
著者の発言は時に抽象的過ぎて理解が困難です。
けれど、本質を外さないアナログの優しさがあるから、
デジタルのソレよりも的確。
本書の指摘するところも非常に抽象的で漠然とではあるけれど、
オンとオフでしか考えられず思考の庭(許容)の狭い僕には
感じるところが大でした。
蛇足となりますが、
著者の怖ろしいほど聡明なのに言葉(アウトプット)が抽象的なところは、
僕の好きな詩人に良く似ています。
一見、ゆっくり、平板、低体温に観察されますが、
その思考は限りなく精鋭。
僕ももうちょっと考えて対峙しなければ。
具体的な事柄に囚われている。
問題に直面した際、本当に必要なのは「抽象的思考」なのに―。
「疑問を閃きに変えるには」「“知る”という危険」
「決めつけない賢さ」「自分自身の育て方」等々、
明日をより楽しく、より自由にする「抽象的思考」を養うには?
内容(「BOOK」データベースより抜粋)
もうちょっと考えよう。
本書は工学博士であり、理系ミステリィでお馴染みの著者による、
アナログ的な思考、嗜好、指向=「抽象的思考」の勧めです。
「抽象的思考」によりバランスの取れた判断力を得ることは、
結局のところ「自由」を得ることだと指摘しています。
著者はカリカリの理系ではありますが、
その文章はとてもリリカルであり、
むしろアーティスティックなんですよね。
言葉による思考伝達の限界を知るから、
著者の発言は時に抽象的過ぎて理解が困難です。
けれど、本質を外さないアナログの優しさがあるから、
デジタルのソレよりも的確。
本書の指摘するところも非常に抽象的で漠然とではあるけれど、
オンとオフでしか考えられず思考の庭(許容)の狭い僕には
感じるところが大でした。
蛇足となりますが、
著者の怖ろしいほど聡明なのに言葉(アウトプット)が抽象的なところは、
僕の好きな詩人に良く似ています。
一見、ゆっくり、平板、低体温に観察されますが、
その思考は限りなく精鋭。
僕ももうちょっと考えて対峙しなければ。



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虫除けリング

花火大会用に貰った虫除けリング。
シトラスの香りが爽やかだ。

その効果は一週間継続するそうで、
なるほど昨夜から虫の近づく気配がない。

でも娘(雉猫13歳)も近寄らなくなり……。
彼女に嫌われるぐらいなら、蚊に食われたってかまわない。
申し訳ないけれどリングを外す。
7/31 追記:
猫に製油などのアロマ系は大変危険だそうです。
代謝が出来ず肝臓が弱り、最悪の場合死に至るとの事。
寡聞にして知りませんでした。
通りすがり様、ご指摘を頂き誠にありがとうございます。
大切な娘を危険にさらす失態、今後は二度とないように致します。
もう一度、ありがとうございました。



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花火大会



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真っ黒バナナ



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最適化
カスタマーサービス
サポートサービス
大切な納品物をケアする。
いま僕が請け負っている
コンサルティングサービス
顧客のさらなる要求に対し、
調査・提案・実現をサポートする……
って、サポートと言えば聞こえが良いけれど、
詰まるところはサービスの強要だ。
リクエストされたシステムの最適化、
それを実現したら僕の報酬も最適化するなんて。
(要はコンサル契約が有償から無償(タダ働き)になったのです)
今朝もメールに溜まったお客様からの問い合わせ。
僕からの解答も最適化したい。
サポートサービス
大切な納品物をケアする。
いま僕が請け負っている
コンサルティングサービス
顧客のさらなる要求に対し、
調査・提案・実現をサポートする……
って、サポートと言えば聞こえが良いけれど、
詰まるところはサービスの強要だ。
リクエストされたシステムの最適化、
それを実現したら僕の報酬も最適化するなんて。
(要はコンサル契約が有償から無償(タダ働き)になったのです)
今朝もメールに溜まったお客様からの問い合わせ。
僕からの解答も最適化したい。



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神崎和幸『デシート』読了
巨大財閥をも揺るがした、その男がかかえた憎悪とは?
卑劣きわまりない蛮行を繰り返す財閥会長・福永栄三。
福永が何よりも守りたかった「巨大財閥」は、
自分の恋を冒涜された探偵の完璧な策略によって終焉をむかえる。
人間の欺瞞が渦巻く傑作ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)
次回作に期待。
突然ですが、僕はロックンロールが大好き。
特に小さなライブハウスで頑張っている人を観るのが大好きです。
そこでは
テクニック?
ビジュアル?
どれも必要だけれど、一番大切なのはハート(心意気)。
ステージでは下を向いて格好付けるのではなく、
客に向かって『俺を見ろ!』と言える傲慢さを望みます……
って、閑話休題。
本書は著者の初期衝動をぶつけたデビュー作、
その心意気こそ評価したい。

卑劣きわまりない蛮行を繰り返す財閥会長・福永栄三。
福永が何よりも守りたかった「巨大財閥」は、
自分の恋を冒涜された探偵の完璧な策略によって終焉をむかえる。
人間の欺瞞が渦巻く傑作ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)
次回作に期待。
突然ですが、僕はロックンロールが大好き。
特に小さなライブハウスで頑張っている人を観るのが大好きです。
そこでは
テクニック?
ビジュアル?
どれも必要だけれど、一番大切なのはハート(心意気)。
ステージでは下を向いて格好付けるのではなく、
客に向かって『俺を見ろ!』と言える傲慢さを望みます……
って、閑話休題。
本書は著者の初期衝動をぶつけたデビュー作、
その心意気こそ評価したい。




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梅ジャム



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森博嗣『科学的とはどういう意味か』読了
科学―誰もが知る言葉だが、それが何かを明確に答えられる人は少ない。
しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。
これは油断への訓誡としては正しい。
しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、
それができるのは科学や技術しかない。
個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方と何か―。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)
印象や感覚ではなく、数値や式での ”コミュニケーション”。
これこそが『科学的』です。
本書はそのタイトル通り「科学的とはどういう意味か」
について記された一冊。
エンジニアである著者の意見はこれまでも数多くの作品の中で言及されており、
本書もその枠を出ていません。
従って目新しさは無く、新書と言う形態の為かどこか説教臭くも感じます。
けれど『科学』と言うメソッド(←そこはかとなくオブジェクト指向)
を利用した ”コミュニケーション” の有用性を説く。
その着眼点はシャープです。
「科学的」であることの正確さと優しさ。
「非科学的」であることの簡潔さと危うさ。
どちらがどうと言うわけではないけれど、
”コミュニケーション” の手段(メソッド)は多いほうが良いですよね?
また、イメージとして理系は冷徹だったり不寛容だったりしますが、
厳密を追求するその姿勢ゆえに、むしろ非常に寛大です。
おばけも ”いない” のではなく、”いないが確からしい” なんですから。
最後に。
本書は文系向け、理系とのお付き合い指南でもあります。が、
「どうせ説明しても理解(する努力を)してくれない」
「説明すると長くなるし面倒だ」
なんて、ついつい言葉少なになってしまう理系への啓蒙書でもありました。
身に覚えのある方(特に男性)も決して少なくないのでは?
勿論、僕もその一人です……
しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。
これは油断への訓誡としては正しい。
しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、
それができるのは科学や技術しかない。
個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方と何か―。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)
印象や感覚ではなく、数値や式での ”コミュニケーション”。
これこそが『科学的』です。
本書はそのタイトル通り「科学的とはどういう意味か」
について記された一冊。
エンジニアである著者の意見はこれまでも数多くの作品の中で言及されており、
本書もその枠を出ていません。
従って目新しさは無く、新書と言う形態の為かどこか説教臭くも感じます。
けれど『科学』と言うメソッド(←そこはかとなくオブジェクト指向)
を利用した ”コミュニケーション” の有用性を説く。
その着眼点はシャープです。
「科学的」であることの正確さと優しさ。
「非科学的」であることの簡潔さと危うさ。
どちらがどうと言うわけではないけれど、
”コミュニケーション” の手段(メソッド)は多いほうが良いですよね?
また、イメージとして理系は冷徹だったり不寛容だったりしますが、
厳密を追求するその姿勢ゆえに、むしろ非常に寛大です。
おばけも ”いない” のではなく、”いないが確からしい” なんですから。
最後に。
本書は文系向け、理系とのお付き合い指南でもあります。が、
「どうせ説明しても理解(する努力を)してくれない」
「説明すると長くなるし面倒だ」
なんて、ついつい言葉少なになってしまう理系への啓蒙書でもありました。
身に覚えのある方(特に男性)も決して少なくないのでは?
勿論、僕もその一人です……



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続・声は聞こえど



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