田中芳樹『タイタニア5<凄風篇>』読了

宇宙の覇者・タイタニア一族の支配体制は盤石なものと思われた。
しかし思わぬ一敗が一族に小さな綻びを生み、内紛へと発展していく。
一族を二分する戦いに勝者はあるのか。
その真意の知れぬ藩王の描く未来は? 雄大なる宇宙叙事詩、完結篇。
内容(出版社内容紹介より抜粋)

蛇足。

内容はバッサリ略で一言、完結して慶賀の至り。
で、今回はいきなり蛇足です。しかも箇条書きで失礼します。

・ミランダ曰く
 「コンピュータにとって前例のない原則無視の戦術は
 「想定外」であり対応できない」(yuki意訳)
 これは先日の将棋電王戦も記憶に新しいところですよね。
 でも「想定外」に対応出来ないは残念な認識誤り。
 その為の『ビッグデータ』です。
・流星旗軍(ブレイズ・フラッグ)の会議の場面。
 そこでは最新のニュースが紙に出力され回覧(?)されています。
 紙って!!
コチラでヒューリックと予想した人物はリディア嬢でした……。
 で、私見は控えますが、P217の挿絵を見て、
 バルアミーが墜ちたのも仕方が無いかと。10歳だけれど。
・ついでにP227でフランシア嬢のお姿を初めて拝見しました。
 ジュスラン卿は果報者だ。
・でも僕はフレデリックス艦長が一番。
 不謹慎ですが ”やもめ” なのもポイントで。
・結局、ヒューリック及び流星旗軍(ブレイズ・フラッグ)は
 脇役にさえなっていません。「蛇足」とまでは言わないけれど。
・正直な話し『タイタニア』は3巻までかな。
 前回とは発言が異なってしまいますが、
 『タイタニア』は未完のままでも良かったです。
 「画竜点睛」をなさんとするよりも「蛇足」を戒む……。
・本書の ”あとがき” には「蛇足」の文字があてられています。
 で、本当に蛇足でした。
 読書感想文に蛇足を多用する僕も、他山の石にせねば。

以上、蛇足だらけのエントリでした。


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娘たちの仕事

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父ちゃんの邪魔と

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父ちゃんの監視。


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参拝

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僕はここにいる先人達の息子。
頂いた生を大切にしたい。


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織守きょうや『黒野葉月は鳥籠で眠らない』読了

法の奥深くへ分け入り、
新米弁護士木村と先輩高塚のコンビが知る、四つの秘密。
加害者も、被害者も―相談者たちは、一様に何かを隠している。
実力派新人が放つ、鮮烈な読後感の表題作を含む
連作リーガル・ミステリー!
内容(「BOOK」データベースより)

酸いも甘いも。

本書は新米弁護士が依頼人の秘密に触れる四つの短編集。
正直、ラノベ?と全く期待していなかったのですが、
非常に楽しめました。佳作。

息子の為、罪を犯した元同僚
不貞の妻と離婚を決意した男
そして
娘とただなる気配のアーティスト

オッサンのくせに恥ずかしいけれど、
最初の一編であり表題作には感動しました。
はじめは大嫌いな児童福祉法違反が題材だったし、
読むのをやめようかと考えたほど。
ですが、最後には甘い気分を味わえました。
これが最後の一編まで続くと思ったのですが……。

収録されている事件はどれも全く異なるテイストです。
「甘い」どころか「酸っぱい」や「苦い」のまであります。
ご用心。

蛇足で相続について。
「小田切惣太は永遠を誓わない」のソレでは死亡者(被相続人)が
独身・子なし・親なし・(交流の無い)兄弟あり
と、他人事には感じられませんでした。
微々たるとは言え、僕も死んだら、
預金、株式、不動産はどうなってしまうのだろう?
借金は一銭もないけれど、娘達(猫です)の未来は託したいし……
そんな心配や不安がつきません。
遺言状に記した唯一の人物は籍を抜けてしまったし、
見直しが急務なのだけれど。


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お客様

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メジロがやって来ました。

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姉妹でお出迎え??


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コスト削減

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季節が過ぎて安くなっていた洗剤。
開封したらスプーンが入っていない。

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ここにもコスト削減の波が。

おまけ:
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スプーンはお古を使用。
標準規格?


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絲山秋子『袋小路の男』読了

高校の先輩、小田切孝に出会ったその時から、
大谷日向子の思いは募っていった。大学に進学して、
社会人になっても、指さえ触れることもなく、ただ思い続けた12年。
それでも日向子の気持ちが、離れることはなかった。
川端康成文学賞を受賞した表題作の他、
「小田切孝の言い分」「アーリオ オーリオ」を収録。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

心地良く。

内容はバッサリ略で一言。良かったぁ~。
表題作とその続編「小田切孝の言い分」で、
奇妙な男女の関係を描いているのですが、その距離感が絶妙です。
即ち、

「進まない」「退かない」「求めない」

はたから見れば、二人は変化を恐れる臆病者だし、怠け者。
けれどきっとこの ”袋小路” が心地良いんですよね。
だって

もっともゆたかな愛は時の仲裁に服する(本文より)

なんですから。
当人達にしたら12年に及んでなお継続中の
「愛を育む」幸せな時間なのかも。

ここからは完璧に蛇足で「アーリオ オーリオ」からケンタウルス座について。
実はこの星座を構成する星の一つが炭素の塊、
すなわち巨大なダイヤモンドで出来ているそうです。
そのことから、この星をビートルズの「Lucy In The Sky With Diamonds」にちなんで
「ルーシー」と名付けられたとの事。
この曲には先日触れたばかりだし、また一つ逸話(?)を知れて嬉しかったです。
さらに蛇足で作中の友人・尾島は『Ⅰ』だそうですが、
哲は『プレゼンス』との事(ツェッペリンの話です)。
いやぁ~、良く判ってらっしゃる(笑)

おまけ:
Led Zeppelin
BGM: Led Zeppelin / Candy Store Rock


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続・おもちゃ箱

前回

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あれから暴れん坊に火がついて。

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わずか3日でこの通り。

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父ちゃん、また作るよ。

おまけ:
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作成者冥利に尽きます。


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食べたくありません。

早朝にひとっ走り。
この季節、自転車が本当に気持ちよい。
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小さな虫も、食べなくてすむ。

# 春先はユスリカやアブラムシが大量発生しまして。
# 川沿いを自転車で走っていると、目や鼻や口の中に……(泣)


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又吉直樹『火花』読了

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。
そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。
内容(出版社内容紹介より)

批評家だって。

内容はバッサリ略。
退屈な場面もあるけれど、決して悪くはなかったです。
ただ「純文学」を掲げるなら、内面の描写が多すぎるような。
それでも先輩芸人・神谷の言う

新しい発想は刺激的だけれど、所詮は途上。
成熟させずに捨てるのは勿体無い(一部抜粋)

には賛成です。
著者にも可能性があると思うし、今後の成熟を期待します。

蛇足で、上記の神谷の言には続きがあって、

鬱陶しい年寄りの批評家が多い分野は衰退する。

とありました。
これには僕も旧い感性を棚に上げないよう、
自戒しなければなりませんね。
批評家だって常に新しくなければ。


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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫17歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒4歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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