静かだと思ったら

FJ310811_20160227143802b2c.jpg

FJ310807_20160227143804259.jpg
みているだけで幸せ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫17歳・白黒猫3歳)  Trackback:0 comment:0 

米澤穂信『真実の10メートル手前』読了

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、
それは恋累心中と呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、
フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが、
徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める…。
日本推理作家協会賞受賞後第一作「名を刻む死」、
本書のために書き下ろされた「綱渡りの成功例」など。
優れた技倆を示す粒揃いの六編。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

暴く理由。

本書はジャーナリスト・太刀洗万智の活躍を描く
シリーズの最新作の短編集。
僕は他の作品を未読なのですが、
本書単独でも充分に楽しめました。

行方不明の姉が残した電話のテープ
高校生の心中に残された遺書
そして
姪を殺害した若き叔父の手記

いずれもジャーナリストの鋭い視点から、
事件関係者の秘めたメッセージを察知し、事件を追います。
けれど、真実を追究するのは警察であり、
太刀洗は唯の(フリーの)ジャーナリストなんですよね。
本書は事件の謎を解くと言うよりも、
彼女が真相を暴く理由を問いかけていた気がします。

苦いラストも少なくありません。

けれど僕はクールな太刀洗万智の秘めたる優しさを、
世間に暴いてやりたくなりました。
こんな能面みたいな顔をして、飛び切りの善人なんだぜ!?
ヘヘッって(←悪趣味)

蛇足で僕のお勧めは「名を刻む死」。
孤独死した老人が刻み付けたかったモノと、
刻み付けられたモノ(者)を描いた作品です。
内容は本書をご確認していただくとして、
太刀洗が京介君を一喝する場面に、強く胸が締め付けられました。
間逆ではあるのだけれど、京極夏彦さん『姑獲鳥の夏』の
「今のが呪いだ」を思い出しました。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

courier service of the true heart.

FJ310848_20160226093853a12.jpg

FJ310849_201602260938553bd.jpg

FJ310852_20160226093856a17.jpg

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:ex girlfriend  Trackback:0 comment:0 

平成27年分-確定申告終了

準備に一日、税務署で半日。
時間とイライラが募ったけれど、肩の荷が一つ下りた。
でも、お金の準備(納付)はこれからでして……。

過多は嫌だけれど、適正な税を収めるのは嫌ではない。
ただ欲を言えば、もっと手続きを簡単にして欲しい。
マイナンバーの拡充を希望。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:one day  Trackback:0 comment:0 

絲山秋子『小松とうさちゃん』読了

52歳の非常勤講師小松の恋と、そんな彼を見守るネトゲに夢中の
年下敏腕サラリーマン宇佐美の憂鬱。
絲山秋子が贈る、小さな奇蹟の物語。
内容(「BOOK」データベースより)

「もどかしさ」の中に。

本書はいい歳したオッサンと熟女の恋愛を応援する、
これまたオッサンの3人の物語。
著者にしては非常にライトな読み応えではありますが、
不思議と心和みました。佳作。

うだつの上がらない非常勤講師
怪しげな仕事の熟女
ネトゲに嵌る敏腕サラリーマン

彼等は良く言えば善人であり、悪く言えば人畜無害。
けれど、どうにも「もどかしさ」が拭えないのは
彼等が優柔不断だからなんですよね。
例えば、好きな女性ならアプローチすれば良いし、
辞めたい仕事なら辞めればよい。
ネトゲのリーダーだって単純に辞めれば良いのです、
いい齢したオトナなんだから。
どれもキッパリ言えば済むことでしょう。
けれど、この「もどかしさ」の中にこそ ”心” は宿っているんですよね。
面倒回避だったり、自己弁護だっりするのかもしれないけれど、
他人に対する「思いやり」だって含まれているのだから。

別件で同時収録の(表題作の元となった)掌編も良いのですが、
『ネクトンについて考えても意味がない』の一遍が秀逸です。
へぇ~、プランクトンってそんな意味だったんだ。
当て嵌めるのなら僕はネクトンに憧れる、プランクトンになるでしょうか。


蛇足:
FJ310838_2016022314221936d.jpg
初版、P165-6行目。
『宇佐美くん君と呼ばれ…』の ”くん” と ”君” が重複しています。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

私立探偵

FJ310816.jpg
姿は見えないのに、視線を感じます。

FJ310820_2016022313293452a.jpg
……

FJ310823_2016022313293341a.jpg
……

FJ310817_20160223132910ed7.jpg
私立探偵かな?(笑)

おまけ:
私立探偵
BGM: RCサクセション / 私立探偵

かわいい私立探偵 YEAH,YEAH♪

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫17歳・白黒猫3歳)  Trackback:0 comment:0 

西川美和『永い言い訳』読了

「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくない」

長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。
悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、
同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。
突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。
人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。
内容(「BOOK」データベースより)

人生は誰のモノ?

内容はバッサリ略で一言。面白かったです。
小ざかしく言い訳をこねくり回し、
自分も他人も丸め込んで生きて行く主人公に、僕をみます。
その上で

売れない時期を支えてくれた妻。
売れた後の自分。
妻を失い他者との関係を築く自分。

はたして、自分(主人公及び僕)の人生は誰のモノなのか。
そんな疑問が浮かびました。
で、主人公は物語の終盤にその答えを得るのだけれど、
僕は彼ほどに悟りきる自信がないんですよね。
それは僕が自分勝手と言うよりも、
自分が無いからだと思うのですが……。

語り部が次々とかわり、一人称と三人称が混在する。
映像的であるのかもしれませんが、小説としてはやや読み難かも。
それでも、印象的なフレーズが数多く散りばめられており、
中でも、

思い出したい思い出ばっかりが残るわけじゃない(本文より)

には、鈍い痛みさえ覚えました。

蛇足で灯ちゃんと鏑木さんのトイレでの会話に
「パンツの穴」と言うのがありました。
僕はこのキーワードで、大体の事は怒らず笑って許してくれるのに、
「パンツの伸びたゴム」と「靴下の穴」にだけ
短気になる人を思い浮かべました。
現在、絶賛喧嘩中で口もきいていないけれど、

愛するべき日々に愛することを怠ってはいないか。

そう自問自答を繰り返しています。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:2 

おはよう

FJ310729_20160215075008999.jpg
今日はあったかいね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫17歳・白黒猫3歳)  Trackback:0 comment:0 

福島のお米が届きました 3/6回目

FJ310824_20160220155729230.jpg
ふるさと納税で頂く3回目のお米です。

FJ310829.jpg
お米、大好き。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:one day  Trackback:0 comment:0 

絲山秋子『薄情』読了

地方都市に暮らす宇田川静生は、
他者への深入りを避け日々をやり過ごしてきた。
だが、高校時代の後輩女子・蜂須賀との再会や、
東京から移住した木工職人・鹿谷さんらとの交流を通し、
かれは次第に考えを改めていく。
そしてある日、決定的な事件が起き―。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

セーフティ装置。

本書は土地に根ざした共同体を通じて、
人と人の距離感を描いた作品。
『薄情』の語感とは裏腹に、
付き合いから「一歩引く」事を肯定していました。

内容はバッサリ略。
ただ、鹿谷さんや蜂須賀さんの様に、
その土地(群馬)に腰掛けのつもりでいる者。
おらが街の自慢が染み付いている土着の者。
そのどちらの気持ちも判るような気がします。
互いに妬みも蔑みもあるかもしれないけれど、
その根っこで共通しているのは「別れの予感」。
仲間とは言え、いつか必ず別れるのであれば、
おのずと心持ちが違って当然です。
『薄情』とは別れのショックを和らげる、
心のセーフティ装置ではないでしょうか。

ただ、震災や ”あの雪(*1)” みたいな何かがあった時、
僕達は無意識の内で隣人との距離をゼロにするんですよね。
こんな時だけ……かも知れないけれど、
こんな時だからこそ団結できる力を、
僕は大切にしたいと思います。


*1)
本書で描かれている ”あの雪” とは
2014/2/14 から降りだし、関東に大きな被害をもたらした大雪の事です。
僕のトコロは群馬ではなく東京の片隅だけれど、
本書と同じく近所のカーポートが多数崩壊しました(コチラ)。
また僕は ”あの雪” の件だけではなく、
311の計画停電を知らない人との節電意識の差に
忸怩たるモノを感じたことも(かつては)ありました。
けれど、この「所詮は他人事」=『薄情』だって、
別な意味でのセーフティ装置なんだと思うようになりました。
世界中のイチイチに心を痛めていたら、
生活なんか出来ないですモンね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫17歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒3歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
ユーザータグ

読書(929)
(567)
one_day(511)
ex_girlfriend(341)
my_ex(210)
ロックンロール(187)
アルコール依存症(170)
タラレバ娘(102)
自転車(34)

検索フォーム
FC2カウンター