僕が付いてるよ 君のそばに付いてる

目覚めたら(僕の)股間から可愛いおててが伸びていて。
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すかさず『E.T.』ごっこ。

タイトル/エリオット君とE.T.  ※ nbさんのスタイルをご拝借(_o_)

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西加奈子『ふくわらい』読了

マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。
25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び―。
内容(「BOOK」データベースより)

いびつな宝石。

本書は第1回河合隼雄物語賞受賞作。
エキセントリックではあるけれど、嫌悪は一切感じない。
むしろ愛おしささえ覚えてしまう。
そんな魅力的なキャラクタ達が印象的でした。

内容はバッサリ略。良作です(キッパリ)。
ただし、前半までは傑作の予感がプンプンしていたので、
終盤の失速が非常に残念。少々詰め込みすぎだったかも。
また、定が嘔吐する場面には少しだけ寂しさを覚えました。
それは彼女が嘔吐する事によって父を、
それまでの彼女なりの愛しかたを、
否定してしまった様に思えたからです。

嘔吐以前、彼女を占めていた曖昧模糊=『ふくわらい』から
『顔』を固定し、『個』を認識し、結果彼女の世界は啓かれました。
けれど僕は(世間から見れば)
グロテスクな彼女の行為(=愛しかた)に強く共感していたので、
そのままの彼女でいて欲しかった気がします。

ただどちらにせよ、彼女は最後の最後まで彼女のまま。
他人には理解はされなくても、定は誰よりも輝いていました。
例えるなら、人工ではなく天然、不純ではなく純粋。
定は何にも穢される事の無い、いびつな宝石です。

# 本来、僕は血を見るのも苦手なグロ耐性の低い人間です。
# けれど彼女の行為には憧れさえ感じてしまいました。
# 僕も彼女ように愛したいし、愛されたい。
# 男女のそれではなく、人としての愛し方を夢想します。

おまけ:
いびつな宝石
BGM: The Prodigal Sons / いびつな宝石

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無口

失ったお金が忘れられない
僕の泣き言は止まらない。

稼いだお金は攫われる
不毛が人生とほぼ同義
僕は死んだ親父とソックリだ。

己の卑しさが嫌になる
けれど金額の多寡ではない……なんて言えない
僕は愚痴を止められない。

男は黙っていろ

それが親父の口癖
ならばあの頃何を考えて堪えていたのか
今の僕に教える義務がある筈。
なのに心の中の親父は、今日も無口だ。

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続々・窓辺の少女

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父ちゃん - Girl at the Window - 2016

お姉ちゃん、しょんぼり。

<前々回:える坊
<前回:ふう助

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法月綸太郎『生首に聞いてみろ』読了

首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―
著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、
娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。
悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。
三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?
幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。
内容(「BOOK」データベースより)

半分でよい。

本書は2005年『このミス』第1位に輝いた作品。
手垢のついた「入れ替わりトリック」に工夫があり、
本格ミステリィの名に恥じない一冊でした。

内容はバッサリ略。
悪くは無いんだけれど、長いなぁ~(笑)
折角トリックに重きを置いた『本格』なんだから
(あまり魅力的ではない)人物の描写、動機や背景など
思い切ってカットしちゃって良かったかも。
ハードカバーで500P弱と、さほど長編ではないのだけれど、
正直この半分だったら僕の評価は2倍になっていました。

トリックそのものは良かったです。
対立する姉妹に消えた彫刻の首と、ウンザリする程ミエミエの
「入れ替わりトリック」ではあります。
けれどそれは単純な『横』の入れ替わりではなく、
意表を突く『縦』の入れ替わりだったんですよね。
(ネタバレ回避。判り難くてスミマセン)
実際、タネ明かしをしてしまえば何て事無いのだけれど、
僕は見事に引っかかってしまいました(嬉しい悲鳴)。
なので返す返すも惜しいのです。
ダラダラとページを稼ぐのではなく、
この素晴らしいトリック一発で勝負すれば良かったのに、って。

蛇足で本格ミステリィの大御所である島田荘司さん。
僕の中では1本の指に入る(?)大家なのですが、
法月綸太郎さんも島田荘司さんの系譜の一人になりますよね?
どちらもトリックが鮮烈だし、わき道のウンチクが長い(笑)
ただ御大(島田さん)のウンチクは知的好奇心を満たしつつ、
そのわき道自体も大変魅力的なストーリーなのに対し、
法月さんのソレは圧倒的に弱く、小粒だった気がします。

風呂敷はどこまでも大きく、トリビアは執拗に、
妄想、迷走は読者を置き去りにして大爆発ぅ~!!

所謂『島田節』になってしまうけれど、これぐらい荒唐無稽だったら、
長編でも飽きさせなかったと思います。

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こんなんなっちゃった

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玉ねぎがこんなんなっちゃった。

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でも食べる。

おまけ:
こんなんなっちゃった
BGM: RCサクセション / こんなんなっちゃった

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奥田英朗『向田理髪店』読了

北海道。寂れてしまった炭鉱町。
通りにひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。
心配性の理髪店主人が暮らす北の町は、案外にぎやか。
身に沁みて、心がほぐれる物語。
内容(「BOOK」データベースより)

可愛いのです。

本書は寂れた田舎を舞台にした連作短編集。
過疎の街の寂しさと、どんな街・時代でも変わらない人間模様。
アッサリしているのでちょっと物足りないけれど、
時折挟まれるエピソードには何度も鼻を啜ってしまいました。

内容はバッサリ略。
いやぁ~、奥田さんは本当に良いなぁ。
何が良いって、中年男性の純情が堪らなく可愛いのです(笑)
とりわけ『小さなスナック』ではスナックのママに恋する
ウブ(?)なオッサン連中が描かれており、
ちょっとだけ萌えてしまいました(そっちのケはありません^^)
ネタバレを控えますが、全部承知の上ではしゃいでいる瀬川には、
同性として激しい共感を覚えるんですよね。
だから(だから?)世の奥様・女性パートーナーの皆様には
オッサンの純情を大目に見て欲しい(小さな声で)
男のままごとなんて隠しても隠し切れない分、
可愛いモンですぞ?

また他のお話しもそれぞれ良かったです。
だらだらした作品は好きでは無いけれど、
奥田さんの作品は(特に短編は)ページ数を倍にして欲しい。
そんな後を引く魅力です。

蛇足:
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初版、P63-17行目。
『検査したらいろいろ出た来た』は ”出て来た” の誤字。
発見したのは僕ではなく、
またまた本を貸してくれた所有者です。
いまごろ彼女の鼻の穴は、北島三郎さんになっている?

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音が言葉より痛かった

コチラに刺激されて、屋根裏を引っ掻き回し、
やっとこさ見つけました。
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テレキャスと言えばキースだけれど(個人的見解です)、
森山のソレも格好良くて。

ブルースとパンク
ロンドンと博多
長髪とリーゼント

スタイルの違う二人だけれど
音が言葉より痛いのは同じだ。

BGM: THE MODS / 激しい雨が

※タイトルは1983年 maxell UD1 の CMキャッチコピーから。
 nbさん、素敵な記事をありがとうございました!

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黒が好き

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肉球が好きでたまらない。肌触りも、匂いも全部好き。

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色は黒が好き!

前回:ピンクも好き^^

おまけ:
Paint It Black
BGM: The Rolling Stones / Paint It Black

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赤染晶子『乙女の密告』読了

ある外国語大学で流れた教授と女学生にまつわる黒い噂。
乙女達が騒然とするなか、みか子はスピーチコンテストの課題
『アンネの日記』のドイツ語のテキストの暗記に懸命になる。
そこには、少女時代に読んだときは気づかなかった
アンネの心の叫びが記されていた。やがて噂の真相も明らかとなり……。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

タカヨ、タカヨ!

本書は第143回(平成22年度上半期)芥川賞受賞作。
名作『アンネの日記』と現代の女学生の日常を重ね、
ユーモアの中にも真摯な主張が織り込まれていました。秀作。

内容はバッサリ略で一言。いやぁ~、本当に良かったです。
当初はタイトルの「密告」にある通り、
女性特有のドロドロした世界(失礼)を予想していました。
ユーモアのオブラードに包んでいるけれど、
その中身は実は……みたいな(ウンザリ)。
けれどユーモアに隠されていたのは、悲しいまでのアイデンティティ。
恵まれた現代(それも平和な日本)と
第二次世界大戦中(しかも占領下のオランダ)では
状況を比べるまでもないけれど、
それでも主人公・みか子や乙女達が必要としていたのは、
アンネと同じ「真実」だったんですよね。
オッサン(僕)が乙女の気持ちなんて判るはずも無いけれど、
彼女達の内なる叫びに、思わず心を重ねてしまいました。
因みに、バッハマン教授が「タカヨ!」との叱責に込めた愛。
コチラはオッサンとして涙腺崩壊です。
タカヨ、タカヨ!!(笑)

本書は120Pあまりの短編であり、
一時間もあれば読み終わります。
読書の合間の息抜きに、絶対のお勧め。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫18歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒5歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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