たいくつ

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ふう助さん

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遊びましょう♪

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森博嗣『ψの悲劇 The Tragedy of ψ』読了

遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久博士が失踪した。
大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。
失踪から一年、博士と縁のある者たちが八田家へ集い、
島田文子と名乗る女性が、実験室にあったコンピュータから
「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。
そしてその夜、死が屋敷を訪れた。
失われた輪を繋ぐ、Gシリーズ後期三部作、第二幕!
内容(「BOOK」データベースより)

復讐と対策。

本書は「Gシリーズ」の第11弾。
しかし加部谷、山吹、海月といった主要メンバーは一切登場せず、
もはや「Gシリーズ」とは思えません。「Wシリーズ」です。

内容はバッサリ略で一言。相変わらず最高です。
特に本作はポピュラリティを得るためか、
「Wシリーズ」に比べれば技術的な難易度が低いし、判りやすい。
さらにはストーリーそのものも結末がキッチリと記されています。
なんせ、悲劇3部作以前の「Gシリーズ」にと言えば、
判らないものは判らないまま終わってしまうのが特徴でしたからね?
それを考えれば、本作は非常に親切だし、
単独作品として充分耐えられます。
勿論、『森博嗣』に恥じぬクオリティも間違いなし。

ただ、それでもやはり『森博嗣』には予備知識が必要だと感じます。
作品内や出版年の時系列を問うことはありませんが、
それでも最低限の知識がないと、面白さがスポイルされてしまう。
人によって半減どころか1/10になってしまう可能性さえあるでしょう。
それは著者がエッセイ等で何度も公言されている

作品の読む順序にこだわる人は、
自分の経験(読んだ順序)を押し付けたいのだ。
しかし自分の作品はランダムに読んで構わない。
またランダムに読むに耐えられる筈だ(yuki意訳)

に反することは承知してます。
ですが本作で例えれば、島田文子を知らない方がなんの説明もなく
いきなり作中の様な行動・活躍をされたら?
「Wシリーズ」を知らない方がなんの説明もなく
いきなりポストインストールの話をサラリと流されたら。
そもそも、『森博嗣』を知らない方が
いきなりあの方の抽象的で(しかし断固たる)扱いに触れたら……。
これは良否を主張したいのではなく、僕個人の意見ではありますが、

せっかくの『森博嗣』なんです。

リアルタイムで触れられる希有な才能に間違いないのですから、
貪欲に骨までしゃぶりつくすことをお勧めします。

脱線が過ぎてしまいました。

本作の「悲劇」には復讐と対策の2つの続きがありました。
両者を比べればどちらが建設的で崇高なモノであるかは一目瞭然。
でも僕は前者の復讐の方が、想像に易かったです。
理不尽でも、八つ当たりでも、許されぬ犯罪だとしても、
愛を奪われたなら、僕は復讐を選んでしまいそうです。
もしかしてそれこそが(個ではなく種としての)悲劇なのかも。

蛇足でマウスについて。それは作中において
時代遅れのポインティング・デバイスとされていました。
で、僕はその時代の標準的なモノはどんな感じかな?
って想像してみました(作中に描かれていなかったし)。
まっ、普通に考えればディスプレイやグラスに取り付けたセンサーが
操作者の眼球の動きをトレースする……だと思います。
が、それだとスクロールは良くてもクリックに不便かもしれませんね。
それを考えると、うーん、うーん。
凡才には、もう直接脳にアクセスするくらいしか思い浮かません。
また案外それまでは現在のマウスが生き残っているんじゃないかな?
と控えめに推測。あと20年ぐらいでしょうか。

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「第60回立川まつり国営昭和記念公園花火大会」が中止

詳細はコチラ
ただただ残念です。

タラレバ娘は多忙の中、
時間を掛けて有休確保に奔走してくれました。
お弁当だって作ってくれる予定でした。

虫除けスプレーを買いました。
コールマンのクーラーボックスに入れる缶コーラを買いました。
ビールは『申し訳ないけど、自分で購入して』とお願いしてあります。
全ては花火大会の為です。

リベンジできると思っていました。
タラレバ娘と一緒に、思い入れのある花火大会を乗り越えてやる。
ほとんど確信していました。

今はただただ残念です。

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見守り

あれから
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いつも以上に父ちゃんの監視が厳しいです。

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過保護か!ってツッコミたくなるけど、
える坊の考えなんて、父ちゃんまるっとお見通し。

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心配してくれて、ありがとう。

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馳星周『雨降る森の犬』読了

家族とのわだかまりを抱えた中学生のは都会を離れ、
愛犬と共に山麓で暮らす伯父のもとへ。
自然と犬が与えてくれた、生きるためのヒント。
内容(「BOOK」データベースより)

やなものはやだ。

本書はバーニーズ・マウンテン・ドッグのワルテルを中心に、
傷付いた人間の回復を描いた作品。
今を生きる犬(ワルテル)に、僕も大切な事を教わりました。
良作。

内容はバッサリ一言。こりゃ駄目です。
こんなの耐えられるわけがない。
我が家の場合、える坊が僕のところに駆けつけ、
聞いたことのないような声で鳴いてくれたんですよね。
それは僕を心配してくれたからなんだけれど、
える坊の優しさはむしろ僕の嗚咽を大きくするだけでした。

本書はストーリーよりも、人間の台詞の方が圧倒的に良いです。
引用も避けますが、たとえ短く、ぶっきら棒でも、愛があります。
特に最終盤、道夫が発したワルテルへの問い掛けは、
今思い出しても視界に分厚い幕が掛かってしまう程。
繰り返しになってしまいますがホント、こりゃ駄目だ。

また多くの教訓を残してくれたワルテルではありますが、
僕達人間は犬と違って、今だけには生きられないし、

やなものはやだ(本文より)

なんです。
それは雨音だけでなく、きっと道夫も正樹も同じ。
恥ずかしいけれど、いい歳した大人の男の僕も同じです。
愛してくれるのなら、逝かないで欲しい。

最後に。
僕は実在したワルテル君の闘病とその最期を、
当時の馳さんのブログからリアルタイムで知っていました。
同時に馳さんがワルテル君の為に軽井沢に移住する等、
与えられる限りの時間とお金と愛情を捧げたのも
知っているんですよね。
ですからワルテル君と永訣した馳さんの哀しみも(残された傷も)
僭越ながら想像できる様な気がしました。
さらには、その後の『ソウルメイト』シリーズ等で
大きな愛情をもって犬を描いてはいても、
どこか哀しみの影を感じてしまいました。

しかし本作で(名前もそのものの)ワルテルの登場?により、
馳さんと(実在した)ワルテル君の間にあった交感は
純粋な何かに昇華されたのかな?と感じます。
もうこれは殆ど僕の願望なのだけれど、そうとでも考えなければ、
未来において避けられない娘たちと別れに、
僕は一生立ち直れません。

人間ってのはしょうがないなあ(本文より)

ホント、君(ワルテル)の言うとおりだよ。

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シングルプロセス

事情により Swift (プログラミング言語)を使うコトになった。
その第一印象は

・トレンドだけれど、型変換にウルサイ
・条件分岐には「暗黙」が基底
・グローバル変数(笑)

で、自分でも突飛だと思うけれど CHILL を思い出した。
「うん?」
となった人は、きっと僕と同じかつての交換機屋さんだろう。
慎ましいアイロニー(になりえる箇所)に気付いたのだから。

# でも fallthrough と esac の逆説的類似には
# 笑いが零れること請け合いですよ?ご同輩。

化石の様な CHILL と、最新のSwift(厳密にはSwift4、Xcode4.0)。
しかしどちらもマルチプロセスが特徴だ。
オッサン(僕)はそれらをシングルプロセスで学んでいるけれど、
その時に感じるのは、自分の能力的制約がちょっとだけ楽しいし、
微笑ましいと言う事。あらゆる意味でデバッグも簡単だ。

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森博嗣『少し変わった子あります』読了

失踪した後輩が通っていたお店は、毎回訪れるたびに場所がかわり、
違った女性が相伴してくれる、いっぷう変わったレストラン。
都会の片隅で心地よい孤独に浸りながら、そこで出会った
“少し変わった子”に私は惹かれていくのだが…。
人気ミステリィ作家・森博嗣がおくる甘美な幻想。
著者の新境地をひらいた一冊。
内容(「BOOK」データベースより)

自分にとっての真。

本書は奇妙なお店とサービスを通して、
様々な知見を得る大学教授の物語。
設定も会話も、そして考察までもが抽象を極めていますが、
確かな発見もあります。
佳作。

二度と同じ場所では開かれない謎の店
二度と会うことはない謎の女性
そして
客が求めるモノは何処にあるのか

主人公・小山教授と二名の同僚を除き、
登場するあらゆるモノの固有名詞は秘されています。
さらに謎の店にあっては一期一会も加わり、
継続性はおろか関係性も遮断されてしまう。
つまり擬似的な「孤独」こそが店の提供サービスです。
したがってお客(小山教授)は
必然的に思考の枝葉を外部の他人ではなく、
自身の内面に伸ばすコトになりました。
そこで得られた知見こそが本書の肝要だと思うのですが……。

『森博嗣』のファンなら理解に易いと思います。
著者は(たとえ形を変えたとしても)何度も同じコトを言っており、
目新しさはないんですよね。それは非常に抽象的だし、
読者の僕が言葉にするのは滑稽だけれど、
乱暴にまとめてしまえば

外部からの情報が真か偽なんて判定できない。
内部に発生する感情や思考だけが自分にとっての真である。

ではないでしょうか。
おおげさに言えば「夢も現実もホンの僅かな差でしかない」、
と言う事だし、また「外部(他人)に影響されるのは馬鹿らしい」
と言う主張だったと思います。

また「孤独」にはネガティブなイメージがあるけれど、
決してそうではない。むしろ自分にとっての真を得られる
唯一の状態である。僕はそう理解しました。

最終章でちょっとしたミステリィの回収みたいになっているけれど、
それはグリコのおまけです。あってもなくてもどうでも良い。
それより僕は『森博嗣』のファンとして本書も高く評価しますが、
持ち主(タラレバ娘)の感想が心配です。
僕が『森博嗣』をお勧めするので購入したと思うのだけれど、
なんでこんなとっつき難い作品を最初(の方)で読むかなぁ~。
他にもっと良い入り口は沢山あるのに(余計なお世話です^^;)

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塞翁が猫

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ふう助さんが邪魔で作業が出来ません。

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まっ、良いか。
ニコニコ動画をみてサボっちゃおう。

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門井慶喜『銀河鉄道の父』読了

明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、
昭和8年(1933年)に亡くなるまで、
主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、
長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、
後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、
このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
内容(出版社内容紹介より抜粋)

父と息子。

本書は第158回(平成29年度下半期) 直木賞受賞作。
父と息子の愛情と葛藤を描いており、特に男性の方にお勧めです。

内容はバッサリ略で一言、良かったと思います。
評判に違わず面白かったし、改めて「宮沢賢治」を読みたくなる。
そんな魅力も兼ね備えていました。
ただ正直言えば同じ直木賞でも候補止まりだった
家康、江戸を建てる』の方が個人的には上です。
それは本書の内容が父・政次郎と息子・賢治の割合がおよそ4:6であること。
僕はタイトルにある “父” の視点を期待していたので、
この配分には若干の不満を覚えました。
また多くを裂かれた賢治の記述は広く知られている事が多く、
逆に両親にも強く勧められた見合いや恋愛の話がカットされるなど、
(個人的な意見ですが)もう少し工夫が欲しかった気もします。

それでも『永訣の朝』の作成秘話には驚きがありました。
ネタバレを避けますが、賢治のクリエイタとしての
業(ごう)みたいなモノに、僕は(逆説的ではあるけれど)
非常に感心してしまいました。

最後に。
よく知られるように賢治は
世間知らずの「お坊ちゃん」であり「甘ったれ」。
現代風に言えば「ニート」になるでしょう。
それを可能としたのは父・政次郎の厳格でありながら、
それでいて泉の様に溢れて尽きることのない息子への愛情です。

だからこそ僕は、賢治の逆縁を惜しみます。

長すぎる反抗期(←これもどうかと思いますが)に対峙し続け、
また支え続けた父に孝行せず先に逝くなんて……。
僕は宗教に疎いから親子の相克の一つとなった
日蓮とか親鸞とか良く判らないけれど、あの世で必ず父に再会し、
恩を返すコトを期待します。

それでも……

父・政次郎は甘える息子も、反発する息子も
どちらも等しく愛おしかったと思うんですよね。
ドラ息子だった僕の台詞ではないけれど、
政次郎には僕の亡父が重なります。

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もう一度送るよ

暑中見舞いの葉書は、
資源ゴミを溜めておく箱に入っていた。

毎日投函される多くのチラシに紛れ、見落とし、
大切な葉書を気がつかずに捨てるところだった。

「暑中見舞い、届いていない?」

彼女を送る帰り道。
控えめに(けど唐突に)そう聞かれたけれど僕の答えは「否」。
でも彼女は郵便局を疑うでもなく、
僕のミスを仄めかす事も無く、笑顔でこう言った。

「じゃあ、もう一度送るよ!」

前述の通り、帰宅後に葉書を発見し、事なきを得た。
けれどこの暑中見舞いには小さな(しかし確かな)幸せの記憶が加わった。
それはマヌケなトラブルではなく、
不安に囚われた僕をクールダウンさせた彼女の優しさ。
爽やかな「もう一度送るよ」の一言だ。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫17歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒4歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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