ドストエフスキー著 亀山郁夫訳『白痴 2』読了

あのドラマチックな夜会から半年。白夜の季節の到来とともに、相続の手続きを終えたムイシキン公爵がモスクワに戻ってくる。炎の友ロゴージンと再会したとき、愛のトライアングルが形を変えはじめた。謎の女性ナスターシャはどこに?絶世の美少女アグラーヤの不思議な思惑は…。
内容(「BOOK」データベースより)

不可解だし、ちょっと辟易。

本書はフョードル・ドストエフスキーの長編小説。
全4巻中の2巻である本書においては、主人公の公爵をはじめ、
多くの人物が1巻から大きく人格が変更(変貌)されており、
少なくない戸惑いを覚えてしまいました。
僕が伏線を見逃したのでしょうか?

最初にお断りですが、現時点で2巻までしか読み終えていません。
なので本エントリは『白痴』を2/4終えた時点の
私的なメモ程度と考えてください(なんせ長いんだもの)。
(その他はコチラ→1,2,3,4

う~ん、ちょっと目が滑ってきました(苦笑)

なんせ「白痴」と揶揄されるほど純情なはずの公爵が
いつのまにか(本当にいつのまにか!)アグラーヤに懸想しているし、
ロゴージンは公爵を殺そうとまで(一面で)憎んでいる。
肝心の二人の運命の人?ナスターシャは殆ど出番がありませんしね。
なんだか呆れちゃって、読むのがちょっと苦痛でした。

さらにはイッポリートがパヴリーシチェフの息子の件で
「権利、権利」とがなり立てる場面が執拗に描かれていたのですが、
僕には不快で仕方がありませんでした。
なんせ “たかって” おいて感謝はしない。
おまけに

懇願ではなく要求。これは権利だ!(←筋違い)

ですからね。
多くを控えるけれど、法を無視し、自分の都合の良い論理
(しかし破綻している)を振りかざして決して恥じない。
むしろ相手がお前(=白痴の公爵)なら高圧な態度も当然だ。
そんなイッポリートの姿に、
どこかの隣国の人を思い出してしまいました。

因みに2巻は1巻から半年後であり、
その間にいくつかの出来事があったのですが
(例えばアデライーダの婚約やワーリャとプチーツィンの結婚等)、
物語の根幹にそれほど重要とも思えません。
でも、ワーリャの結婚はちょっと怪しいのかな(伏線?)
一応メモしておこう。

最後に。
これで本作『白痴』は半分まで読んだし、
勿体無いから最後まで読むと思うけれど、
割りと嫌気が大きくなってしまいました。
うーん、せめて公爵だけでも、
元の善人?に戻ってくれたら良いんだけどなぁ……。
って、別に白痴(=馬鹿)に戻れって意味ではないですよ?
ただ今のままでは、著者の狙い通り(?)
彼が魅力的な人物だとは思えなくて。

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鶏の丸焼き

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鶏の大きさは2.5Kgです。

おまけ:
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クリスマス・ティナー。

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鶏の丸焼き。

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くにたちの蜂蜜で作ったレモンスカッシュ。

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チーズケーキ。詳細は後ほど。

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ソイワックスのキャンドル。

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海老とブロッコリのマスタードサラダ。

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スプラウトを使った前菜。

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豚挽き肉のカレーピラフ。

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写真が無いけれど、タレをかけていただきました。
因みにタレは摩り下ろし玉ねぎをベースに、なんか色々煮詰めていました。

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宴の後。
もうこのまま死にたいな、って思いました。

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先ほどご紹介したチーズケーキをデザートに。

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これまた自家製ストロベリィ・ソースをかけて。

以上、全て彼女の手作り(例えば海老なら茹でて殻剥きからスタートレベルで)。
もう味の感想なんて必要ないと思います。
夢みたいな時間でした。

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仮眠の言い訳

今夜は縦に並んで父ちゃんを下敷きです。
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き、君たち。どいて下さい。
父ちゃん、これから仕事なのです。

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って、願いもむなしく、こんな感じ。
結局、家族そろって1.5hの仮眠に入りましたとさ。
ちゃんちゃん。

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ドストエフスキー著 亀山郁夫訳『白痴 1』読了

人々は彼を、愛情をこめて「白痴」と呼ぶ…。
この最高の「恋愛小説」はペテルブルグへ向かう鉄道列車の中から始まる。スイスからロシアに帰る途中のムイシキン公爵と父親の莫大な遺産を相続したばかりのロゴージン。2人の青年が出会った絶世の美女、ナスターシャをめぐる熱き友情と闘い。
内容(「BOOK」データベースより)

挽回可能(と予想)

本書はフョードル・ドストエフスキーの長編小説。
全4巻中の1巻である本書においては、
喜劇と悲劇と狂騒の一夜がハイライトになっています。
こりゃあ、面白くなりそうだ!(もうなっています^^)

最初にお断りですが、現時点で1巻までしか読み終えていません。
なので本エントリは『白痴』を1/4終えた時点の
私的なメモ程度と考えてください(なんせ長いんだもの)。
(その他はコチラ→1,2,3,4

ってな事で本題(?)

いやぁ~、面白いです。
正直、ドストエフスキーってもっと高尚なモノと思っていました。
勿論、浅学な僕は表層のごくごく一部しか見られないし、
感じられない。古典文学に対する知識も経験も欠けているから
広がりもありませんしね。なので内包する世界の
20%も味わえていないと推測するのだけれど、
それでも気軽に読むコトを許されるのなら単純に面白いのです。
その理由の一つが白痴とされる公爵だけならず、
登場する人物が皆、短慮だし、浅はかだし、軽率なコト。
つまり僕と(意外にも)そんなに違わないからなんですよね(笑)
またロシア文学のご多分に漏れず長すぎる独白が
本作においてはマヌケにも受けとれ(意図的でもあると思います)、
それも好印象になりました。
さらに本作の大きな柱の一つが恋愛であり、
そこに欲と名誉と打算がせめぎ合い……と、
現代最下層の僕にも割りと身近に感じられています。

ここからは古典だし、
ネタバレを気にする必要は無いかもしれないけれど念のため。
この第1巻のハイライトであるナスターシャ主催の夜会の場面。
ここで公爵はほとんど勝ち?を手中にしていましたが、
最後の最後で逆転ホームランを浴びてしまいました……。
で、ここからは今後の展開予想になりますが、
まだ物語りは1/4だし、何より勝利の女神(ナスターシャ)は
気まぐれですからね?
僕はまだまだ挽回可能だと思います。
またナスターシャは悪魔と見せかけて、実際は……
やっぱり悪魔だ!って可能性が割りと高いと思ったり^^
引き続き彼女の正体を追いかけたいと思います。

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続・僕が失くしたもの

前回

僕は何も失っていない、と彼女は言う。
お金は大変だけれど、リュックも工具も本も回復できる。
チャームだってまた作れると言う。

それより

昨日のクリスマスの楽しい時間は買えないし、消えない。
だから、僕は何一つ失ってなどいないと彼女は言った。

怒るべき彼女に励まされるなんて、
僕は本当にどうしようもないな。

また彼女はこんな話もしてくれた。
『出せば戻ってくる』って話。

「出したところから戻ってくるんじゃなくて、
 なんか見当違いのところから全然別の形でやってくるとか。
 大損したけどそれが益になって帰ってきたとか」

「お金だけじゃないよ。気持ちとか形にならないものも
 何もかも世の中をぐるぐる回っているよ。
 損は得、手を離せば空いた手に何か入ってくるよ」

全く、彼女にはかなわないな。

僕は今回も多くのモノを失い、
相も変わらずこの手の中は空っぽ。
けれど残ったモノだって確かにあった。
それはとてもあたたかな彼女の温もり。
僕の心を温める、彼女の優しさだ。
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僕が失くしたもの

クリスマス・イヴ。
電車の網棚にリュックを置き忘れてしまった。
すぐに駅、警察に駆け込んだけれど、
現在もまだ発見・届けられてはいない。

なお、リュックの中身は

・図書館から借りている本(「コンフィデンシャルあの会社の真実」)
・当日買ったばかりの詩集
・工具7点(彼女の自転車の修理をしたので)
・元妻から貰った来年のスケジュール帳
断酒ノート
・手袋、目薬、お菓子etcetc

そして何より

・彼女から貰ったクリスマス・プレゼントのチャーム

があった。
それは水牛の皮と錫の羽で作った彼女の手作り。
けれど僕は貰ったその場で(後の失敗を知らず)
喜び勇んでリュックにつけてしまった……。

買いなおせる、弁償できるものは、戻らなくても構わない。
でも彼女からのプレゼントは、彼女からのプレゼントだけは……。
駄目だ、麻痺して感情が動かない。
僕が失くしたものは、彼女の真心だ。

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また取られた

小用から戻ればこの通り。
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君たち、どいて下さい(困)

※いつもこんな感じなので、ギリギリまで我慢します。

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西川美和『遠きにありて』読了

スポーツ観戦が唯一の趣味の著者が、その悲喜こもごもを温かくも鋭く描いた傑作エッセイ集。広島出身、カープ愛溢れる作品群も必読!
内容(出版社内容紹介より)

ナラティブを読む。

本書は雑誌『Sports Graphic Number』に掲載されたエッセイ集。
(各競技の)プロの解説者とは一味違った映画監督らしい視点に
趣がありました。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
ただスポーツに関して、西川さんご自身はバスケの経験があれど、
基本的に運動オンチとのコト。さらに観る方でも
広島カープ以外はさほど熱心なファンとは言えない様子でした。
なのでその道に通じた人(例えばOBとか)のエッセイに比べたら、
情報は少ないし、広がりも乏しい。当然技術的なモノは一切無く、
スポーツ雑誌に掲載するにはやや苦しい話も少なくありません。

でもそこが良いんですよね。

西川さんが僕と同じ素人の目線でスポーツを愛し、
選手が無言のうちに体現するナラティブを読んでいたから。

これはスポーツに限らないんだけれど、
全ての娯楽は想像するコトに行き着くと僕は思うんですよね。
例えばそれは成功してチヤホヤされる自分の姿だったり、
失敗して笑われる他人の姿だったり。
その想像は自分勝手で無責任なモノではあるけれど、
一方で全ての自由が許されているのではないでしょうか。
だからこそ僕達はあまり精通していない競技、
例えばオリンピックの時だけ見る競技にだって、
選手のナラティブを想像して楽しむことが出来る。
本書はそれを示唆していたと思います。

ただ、正直言えば(本書は)玉石混合です。
おまけにご自身の仕事に逃げた話もある様に、
題材に苦心したあとも少なくなかったり。
それでもスポーツファンなら一読して損は無いでしょう。
西川さんのお人柄(の一部)にも触れられるし、
彼女のファンにもお勧めです。

ここからは完璧な蛇足で進学について。
それは「ぼくらの青春」の一編にあったのですが、
西川さんは高校野球の観戦時にスタンドからの黄色い声援に
驚きと羨望、あるいは妬みみたいなモノを覚えます。
その理由は本書をご確認していただくとして、
僕は西川さんに激しく共感してしまったんですよね。
僕と西川さんは全く反対?のケースだけれど、
全く同じ経験をしているからです。
因みにもしタイムマシーンがあったなら、
僕は中学三年生の自分に「男子校は辞めとけ」と厳しく指導します。

思い出の、水分量が違います(本文より)

西川さんの言うとおりだぞ、と。

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Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

ほうじ茶のパウンドケーキ

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彼女の手作り。沖縄の砂糖を使用しているそうです。
それにサツマイモときなこで上品な甘さに仕上がりました。
ケーキなんだけれど「和」を感じさせる一品。
お茶じゃなくコーヒーをあわせてしまったけれど、
とっても美味しかったです!

おまけ:
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高円寺、石田精肉店のメンチコロッケ。

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同じく、亀屋精肉店のメンチコロッケ。
どちらも豚ではなく鶏です。
軟骨も入っていて、揚げたつくねって感じかな。

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村上春樹『1Q84』でモデルとされた高円寺中央公園の滑り台。
題して『青豆を想い、二つの月を眺める天吾』^^

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僕らのコードネーム『白い憎い奴』
大根の酢の物ですね。
茶請けに食べ始めたら止まらなくなるのでこの二つ名が。
「今年は大根が安くて嬉しい!」
製作者はそう申しておりました。

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朝のトイレ事情

僕の一日は娘達(猫)のトイレ掃除ではじまる。
娘たちは綺麗になったトイレでその日最初の御勤めを果たす。

朝のトイレは素晴らしい。
父ちゃんだってそうだ。
夜に溜まった分を排出するのは理に適っている。
ただどうせなら

掃除の前にして欲しい。

二度手間は避けたいから。
けれど彼女達は僕がトイレ掃除をするまで絶対にしない。
日中はともかく、朝一番のそれは「まっさらなトイレ」を
断固として譲らない。

と言う訳で、二度目のトイレ掃除はおよそ10分後に行う
(彼女達が済ませたあとってコトです)。
ここまでで起床してからおよそ20分。
僕は目覚ましのコーヒーも飲んでいないし、
何よりトイレにも行っていない(いつも割りとギリギリです)。
これが我が家の朝のトイレ事情です。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫18歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒5歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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