落ちた手

弛緩して落ちた手。
IMG_20210728_112905.jpg
IMG_20210728_112911.jpg
こんな僕でも、許された気がして。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫享年23・白黒猫9歳)  Trackback:0 comment:0 

暁佳奈『春夏秋冬代行者 春の舞 上』読了

「春は――無事、此処に、います」
 世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。
内容(出版社内容紹介より)

耐え忍び、戦機を待て。

本書は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の著者による新作(
四季を司る四人の現人神と、その従者達。
彼等の自分の命より大切なモノを守る姿がありました。
佳作。

内容はバッサリ略で一言、とても……とても良かったです。
それは大切な人を想う気持ちが痛いほど、苦しいほど。
まるで悲鳴の様に綴られていたから。

正直、(設定は目新しいのですが)ストーリィに特筆すべきは無く。
また同じ場面を何度も繰り返すので(視点だけは変わりますが)
やや間延びした印象もありました。
それでもラストで10年前のリベンジに立ち上がる彼等に、
たとえようもない興奮を(年甲斐もなく)覚えてしまいました。

このエントリを書いている時点ではまだ下巻を読んでいないのだけれど、
きっと明日の明け方には(仕事が終わった後ってコトです)
眠気なんて無視して一気に読んでしまうのでしょう(他人事の様に)
あぁ、今から楽しみで楽しみで待ちきれません!

最後に。
上巻を乱暴にまとめてしまえば、

耐えた。忍んだ。でももう良いだろう?反撃だ!

に、なると思います。
ただし前半の耐えた、忍んだは、もう本当に本当のギリギリです。
作中の彼等が延々と苦しむ姿に、
読者の心も、耐える、忍ぶの限界まで追い込まれてしまうと思います。
何故なら

彼の、彼女の為なら、自分の命なんか惜しくない。

きっと誰もがそう考えた瞬間がある筈だから。
因みにその時に感じたであろう、嬉しくても、楽しくても、
なぜだか泣きたくなるほど切なくて哀しい気持ちも。
本書には痛いほどあります。涙を誰にも見せられない大人の方は、
一人きりになれる場所で読まれることを強くお勧めです。

おまけ:
著者の傑作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の駄文はコチラ
外伝エバー・アフター

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

冷房の温度設定って難しい

冷えると直ぐにくっついてきます(現金)。
IMG_20210723_135043.jpg
で、このあと直ぐに親子共々暑くなるという。
冷房の温度設定って難しいです。

おまけ:
IMG_20210723_135118.jpg
お姉ちゃんはココ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫享年23・白黒猫9歳)  Trackback:0 comment:0 

ニック・ハーカウェイ/著 黒原敏行/訳『エンジェルメイカー』読了

大物ギャングの息子として生まれたジョー・スポークは、時計じかけを専門とする機械職人として静かに暮らしていた。しかし、彼が謎の機械を修理した日にすべてが変わった。客の老婦人は引退したシークレット・エージェント、謎の機械は第二次世界大戦直後に開発された最終兵器の鍵だったのだ!
内容(「BOOK」データベースより)

ドラえもん。

本書は第二次世界大戦時に開発された秘密兵器を巡る作品。
世界の存亡をかけて悪と戦う、壮大なストーリィがありました。

内容はバッサリ略で一言、期待が外れてしまいました。
文春ミステリーの2015年海外部門第6位とあったので、
何気なく(しかし期待を込めて)借りたのですが、
残念ながら(僕には)到底ミステリィとは思えなかったからです。

ミステリィとして SF を扱うのは構いません。

ミステリィは大変に鷹揚であり、例えばゾンビがいたり、宇宙人がいたり。
さらにはタイムトラベルがあったり、はたまた異世界転生だってありますが、
そのいづれにも傑作はあります。
一方で、それらの作品がミステリィであるたった一つの理由。
それは

不思議は不思議でも、作品なりに筋の通った理屈がある

ではないでしょうか。
翻って本作は最重要アイテムの「理解機関」からしてなおざりです。
仕組みや理屈が一切なされず、
これでは世界の命運をかけて戦う意義も理由も全く見えません。
せっかく主人公・ジョーが機械職人だと言うのに、
ただ「そういうモノだ」と言う前提で話が進むので、
なんだか「ドラえもん」を読んでいる気分になりました。
(ひみつ道具に仕組みも理屈も無い様にです)

これで700ページ超もあるんですからね?

読後に覚えた僕の落胆も、もはや言わずもがなです。

以上、本書は(著者が)勢いだけで書いたであろうと推測される一冊。
ストーリィもアチコチに飛ぶ(飛びすぎる)ので、
読者も一度中断してしまうと訳が分からなく可能性があると思います。
これから手にする方には「勢い」で読まれるコトをお勧めです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

夏バテ

熱は無く。喉の痛みも頭痛も無い。
ただ倦怠感と食欲不振が酷い。
毎年恒例の夏バテです。

なので、これだけなら心配はしないのだけれど、
明日は新型コロナワクチン接種の2回目なんですよね。
正直、前回の副反応がびっくりするほど強かったし、
今の体調はその副反応よりも辛(つら)い。
仕事も月末進行でやるコトが山積みであるし……。
別の意味で頭が痛いです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:one day  Trackback:0 comment:0 

本城雅人『LIFE』読了

幼い頃から共にボールを蹴ってきた修平、文雄、靖春の三人の人生は、高校三年のインターハイでの一つのプレイをきっかけに一転する。二十二年後、現役のプロサッカー選手として未だ戦い続ける修平の前に文雄が姿を現したことに、警察官となった靖春は警戒を強める。文雄はサッカー賭博をシノギにしており、中国の黒社会との付き合いも噂される捜査対象者だった。修平のキャリアを守るため、文雄を調べ始めた靖春は、やがて、二十二年前に端を発する殺人事件に辿り着く―。
内容(「BOOK」データベースより)

俺のせい。

本書は責任のとり方を、罰の与える先を、その結果を描いた作品。
過去の事件・出来事により運命を変えてしまう男たちに、
胸が詰まってしまいました。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
それは男たちには哀しいほど自責の念があり、
僕はほとんど等身大で共有出来た様な気がするから。

因みに本書にあった「自責」をもう少し砕けて言えば、
あの事件・あの出来事は

俺のせい。

物語は発端の事件から10年以上も過ぎたトコロからはじまり、
主人公の(幼馴染の)三人はそれぞれ違う道を歩んでいました。
しかし己の人生に「自責」と言う呪いをかけてしまったコト。
それだけは同じだったんですよね。
その結末は本書をご確認していただくとして、
僕は彼らの自責の念が、良い結果を生んだとはとても思えない。
また、もっとやり様は(いくらでも)あっただろう……とは思います。
それでも僕は彼らの自責の念を、ひいては責任のとり方を

仕方がない。

ほとんど諦めの境地でそう感じてしまいました。
人によってはそれを「ナルシズム」と笑うのかも知れないけれど、
一度覚えてしまった「自責」は、本人でも止めようがないのだから。

以上、本書には自責の、「俺のせい」をいくつか提示した作品。
ヒーローではなくても、他人に迷惑だけはかけない様に、
必死に人生を踏ん張っている。そんな大人の方にお勧めです。

ここから蛇足。
他人ではなく、自分を罰するコトの是非については控えるけれど、
一人で立つ大人(もしくは大人になろうと欲する子供)なら、
ある程度は自分に厳しくなってしまうのではないでしょうか。
それが行き過ぎれば悲劇になるし、
また他人からすれば喜劇に映るかも知れないのだけれど、
自責が足りないよりは、僕は自分に厳しい人間でありたいです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

今夏もガス使用量が0になりました(9年連続)

IMG_20210724_060544.jpg
シャワーは水。前回ガスコンロを使ったのはいつだったっけ?

2020年
2019年・2度目
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 日常
ジャンル : 独身・フリー

Tag:one day  Trackback:0 comment:0 

席替え

2階の物干し部屋。プラスティック・ケースの座布団の上。
妹さんのお気に入りの席だけれど。
IMG_20210719_104641 - コピー
IMG_20210719_104650 - コピー
今日は席替え?

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫享年23・白黒猫9歳)  Trackback:0 comment:0 

吉田篤弘『針がとぶ』読了

月面で眠る猫、クロークルームに残る運命のコート、八十日で世界を一周した男と常夜灯に恋をした天使。6月の観覧車、真っ白なジャケット、針がとぶレコード…クラフト・エヴィング商会の物語作家が紡ぐ、月と旅と追憶のストーリー。
内容(「BOOK」データベースより)

ぼんやり。

本書は記憶の断片を繋いだ8つの連作短編集。
ソフトフォーカスされた世界に、非日常の洗練がありました。

ここからは一言感想を。

『針がとぶ』
針が飛んで聴けない箇所。そこに叔母さんのプライベートがあるのでしょう。

『金曜日の本』
マスト・ビーと言うより、トゥー・ビー・オワ・ノット・トゥー・ビーって感じ。

『月と6月と観覧車』
観覧車も人の縁も。ある意味でドップラー効果。

『パスパルトゥ』
水平と垂直を、それぞれ自然と文明とするらなら、僕は等価だと考えます。

『少しだけ海の見えるところ1990−1995』
僕が観察するトコロ、詩人が詩を書くのは髪を切るコトに近いと感じます。

『路地裏の小さな猿』
「気圧の谷」。なるほど、僕が眠いのもそれですね(しれっと)。

『最後から二番目の晩餐』
ジンジャーのアイスって美味しいのかな?(半信半疑)

『水曜日の帽子』
物事の分別。忘れる……と言うか、意識しなくなる(しなくても出来る)かと。

以上、本書には日常のしがらみから抜け出し、
どこか映画の一場面を繋げた様な一冊。
それなりにお洒落で、意味深ではありましたが、その中心……と言うか、
コアみたいなモノ(著者の訴えたいコト)が僕には判りませんでした。
ただ、この焦点をぼやけ……じゃなかった、
柔らかく映すコトが本作の特徴(意図するトコロ)だとは思います。
なので雰囲気だけでも、気分良く楽しめるタイミングでは、お勧めです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

急に暑くなった

IMG_20210719_145814.jpg
IMG_20210719_145830.jpg
クーラー入れるよ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

Tag:娘たち(雉猫享年23・白黒猫9歳)  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
月別アーカイブ
検索フォーム
FC2カウンター