寝顔それぞれ

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森博嗣『諦めの価値』読了

諦めは最良の人生戦略である。世の中は何事も「諦めるな」という方向へ行きすぎだ。
時間は有限であり、誰もがいつかは諦めるときがくる。他者や自分に期待しなければ、不思議と成功に近づく理由とは。頑張れない時代を生きるための画期的思考法。
内容(出版社内容紹介より)

「未練」の解消法。

本書は『森博嗣』による “諦め” のススメ。
諦めの方法論は(当然)ありましたが、
同時に「何を諦め、何を諦めないか」の見極めの重要性がありました。

内容はバッサリ略で一言、非常に良かったです。
正直、タイトルは違えど、これまでの著作と何ひとつ変わったトコロはなく。
ファンなら既視感ばかりを覚えるでしょう。
でも個人的なタイミングなのか、
これまで何度も聞いてきた著者の指摘も、意見も、評価も。
僕の内にスンナリと入ってきたんですよね。
女々しくなるので、これ以上は控えるけれど、
読書と人生のタイミングみたいなモノを感じました。

上述の通り、今回は多くの印象的な意見がありました。
中でも一つを挙げるなら

窮地に立たされた時ほど、何を諦められるかを考えなさい(yuki意訳)

その詳細は本書をご確認していただくとして、
僕は自分の具体的な体験のいくつかを思い出し、
ほとんど達観の想いで首肯してしまいました。

きっと皆さまも窮地で何かを諦めた経験があると思います。

その時に得たであろう教訓みたいなモノを思い出し、
たまにはネジを巻き直してみませんか?(エラソーにスミマセン)

最後に。
「諦め」に関する悩みは「諦めたい」のではなく「諦められない」。
そんな指摘もありました。つまりは「未練」ってコトなんだけれど、
本質(の一つ)を突いていると感じたんですよね。
一方で、僕は誰にでも通用する(一般化できる)「未練」の解消法は、
たった一つしかない。そう思ってしまいました。
それは

これ以上はもう無理。

って体験です。
それが良いか悪いかではなく、
物理的、精神的、時間的、肉体的、金銭的etcetc.
自分のあらゆる能力の、あらゆる限界を実際に試して、

それでもやっぱりダメだった。

そこに至ってようやく「未練」は解消されるのではないでしょうか。
「未練」って本当に、厄介ですよね。

蛇足:
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初版、P65-9行目。
『おそらく争いや戦争が耐えないだろう。』の
”耐えない” は ”絶えない” の誤字です。

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ジェラシー?

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ふう助さんが来ましたが

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なぜか微妙に距離を置きます。

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お姉ちゃんが気になりますか?

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結局、二人はそのまま眠っちゃったけれど
君が遠くて、ちょっと寂しい。

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ピエール・ルメートル/著 橘明美/訳『僕が死んだあの森』読了

あの日、あの森で少年は死んだ。
――僕が殺した。
母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。
内容(出版社内容紹介より)

バレテーラ。

本書はフランスの鬼才・ルメートルの長編。
思いがけず殺人を犯してしまった12歳の少年。
彼が罪の発覚を恐れる様子と、ある意味で罪を忘れてしまう様子に、
皮肉な愉悦がありました。

内容はバッサリ略で一言、バレテーラ。
これ以上は全てネタバレになってしまうので控えますが、
僕はコレを全く予想も出来ずに読み進めたので、
些か肩透かしを感じてしまいました。
それを含めても快作だとは思うんですけどね。
つくづくコレに気が付かなかった自分が憎い(苦笑)

ラストは驚きと納得と物足りなさがおよそ 1:1:1。
サスペンスとして極上だったとは思いますが、
個人的にはどうしても殺されたレミを想ってしまいます。
アントワーヌのこれまでもこれからも大変?だとは思うのだけれど、
彼の犯した罪と罰を比べたら、些か罰が軽すぎるのではないでしょうか。

以上、本書は罪の発覚に怯える男を描いた心理サスペンス。
中でも逃げ切った(?)後の急展開に趣向がありました。
また犯人・アントワーヌに同情?できるかどうかで
印象が変わる作品だと思いますが(僕は出来なかった)、
エンタメとしては多くの方に自信を持ってお勧めです。

蛇足でダイバーズウォッチについて。
作中、それは犯行現場に残してしまった
超重要アイテムとして使われていました。
その詳細は本書をご確認していただくとして、
僕は作品とは全く別のトコロで、
亡父の愛用してたダイバーズウォッチを思い出してしまいました。
彼のそれは(仕事中の)溶接で発生するスパッタで、
ガラス面が溶けてボコボコになって、ほとんど時間が判らなかったコト。
たったそれだけなんだけれど、彼の人生を想う時、
あのボロボロのダイバーズウォッチが頭に浮かびます。

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北の国から

はじめてネットオークションをつかい、ビデオ(DVD)を落札した。
北の国からは僕のバイブル。
でも本編はちゃんと観たコトがなかったから、
ちょっと無理をして入札を繰り返した。
でも今は落札価格ではなく、別の意味で後悔している。
毎日、嗚咽が止まらない。
こんな時に、観て良いモンじゃない。

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こっち向いて

フォーカスの赤外線が嫌なのか?
える坊はカメラに視線をくれません(昔からずっとです)。
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僕の娘は美人さんだと、父ちゃん自慢したいのに。

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京極夏彦『遠巷説百物語』読了

「遠野は化け物が集まんだ。咄だって、なんぼでも来る」
盛岡藩筆頭家老にして遠野南部家当主の密命を受けた宇夫方祥五郎は、巷に流れる噂話を調べていた。郷が活気づく一方で、市場に流れる銭が不足し困窮する藩の財政に、祥五郎は言い知れぬ不安を感じる。ある日、世事に通じる乙蔵から奇異な話を聞かされた。菓子司山田屋から出て行った座敷童衆、夕暮れ時に現れる目鼻のない花嫁姿の女、そして他所から流れて迷家に棲みついた仲蔵という男。
祥五郎のもとに舞い込む街談巷説、その真偽は――。
(出版社の内容紹介より)

人の縁。

本書は「巷説百物語シリーズ」の第6弾。
今回も人々のやるせない想いを妖怪に見立て、仕組み、落着させる。
そんな小悪党達の姿がありました。
秀作。

ここからは一言感想を。

『歯黒べったり』
初手から最高です。仕掛けもそうだし、アノ連中の登場にも驚きました。
また物語とは全く別のトコロで『デンデラ野』が印象的。
僕も少しだけそこに入りたいなって。今この瞬間も思っています。

『礒撫』
荒唐無稽な話なのに、説得力(リアリティ)みたいなモノを感じました。
でもこれって、たとえ無理難題でも藩の命令なら従うしかない。
そんな当時の人々と、同じ思考(≒思考の放棄)なのかも知れません。

『波山』
ネタバレ回避しますが、本当に居てビックリしました(wiki で調べました)
またアルコール依存症の僕が言えるコトではないのだけれど、

でも狂っちまったら、もう自分でもどうしようもねえじゃねえか(本文より)

は、少しだけ判るような気がします。

『鬼熊』
熊の強さと臆病さを利用し、見立て、ぶっ壊す。もう完璧。
正直、胸糞な話だけれど、残された微かな希望に胸が苦しくなりました。
洪庵先生がまた大好きな鮭を食べられる日が来るコト。願って止みません。

『恙虫』
仇敵を前にして逸る志津に対し、宇夫方はこう諭します。

それでも何とか致します(本文より)

だから自分にまかせろと……。
男ならきっと世界中のドコを探したって、これ以上に格好良い台詞はない。
僕は喜びでも哀しみでもなく、男としての感動、ただそれだけで。
恥ずかしいけれど涙が出ました。

『出世螺』
もう何が何だか。訳が分からなくなるくらい夢中になるって、
久しぶりな気がします(つまりサイコー!ってコトです)。
またとある人物は「人の縁」の “妙” を説き、そして

生きるなあ哀しいし、辛えがね、少しだけ。面白え(本文より)

そう続けました。これは物語とは一切関係ないのだけれど、
「人の縁」は現在の僕のキーワードでもあり、強く強く印象に残りました。

以上、本書はシリーズのファンには必読な一冊。
でも、いきなり(予備知識なしに)読んでも「良作」はあると思うので、
どなた様にも自信を持ってお勧めです。

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とは言え

一番多いのはやっぱり
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タンデムです。

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桜井鈴茂『冬の旅 Wintertime Voyage』読了

東京郊外の町・東美園―例の惨殺事件が起こった年、古橋くんは失踪して妻は去り、時限爆弾が見つかっておれの前には楢崎が現れた―。
内容(「BOOK」データベースより)

どっちつかず。

本書は売れない中年作家の物語。
オッサンなりに屈辱と憂鬱に対処?する様子がありました。

内容はバッサリ略で一言、割と良かったです。
それは従前に比べて圧倒的に読みやすくなっていたから。

正直、この路線の変更(読みやすくした)は、
著者が編集部の意見に屈した(個性的な文体を捨てさせられた)
と想像します。
けれど、句読点があり、適切に区切られる文章は、
劇的に読みやすくなっているんですよね。
さらには

この編集部への屈した?大衆への迎合?自分の才能を見限った?

それはまさしく本書『冬の旅』のテーマでもあったと感じました。
狂ったこの世界で屈辱と憂鬱にさらされる主人公・坂本の、そして著者の

(好意的に言えば)闘争と、(露悪的に言えば)屈服。

そのいづれの判断(決断)にも個人的な意見は無いのだけれど、
ただ、どっちつかずのまま生きるのはもっと辛いよな、って。
そう思いました。

同時収録の『ウィンタータイム・ブルース』は
『冬の旅』のプロトタイプになるのかな。
若干の差異(時間的には約一年前、楢崎がいない等)はありましたが、
内容は全く一緒と言って良いレベルだと思います。
ただ圧倒的に短い(文字数の少ない)コチラの方が、僕には良かったです。

以上、本書は狂った世界への闘争と屈服の
どっちつかずなオッサンの様子がありました。
僕も主人公・坂本のコトは言えないので感想は控えますが、
本書は元気がない時に読まれると、ちょっとシンドイかも知れません。

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因みにお姉ちゃんだって

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父ちゃんに寄り添ってくれますよ?(≒本当は父ちゃんに乗りたいし、挟まりたいけど、我慢我慢)

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まぁ多少は不服そうではあります。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
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