日常

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重い。

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豊島ミホ『ブルースノウ・ワルツ』読了

「怪しすぎるよ。こんなところに『弟』がいるなんて嘘じゃないの?」父と二人、少女は教会の地下、苔むした石畳を歩んでいく。研究者の父と、社交に忙しい母、二人のメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた彼女の前に、野生児の「弟」が出現した…。
内容(「BOOK」データベースより)

欺け。

本書はR‐18文学賞読者賞受賞作家による一冊。
ゴチック・ロマンスと銘打たれており、
少女の世界が幻想的に描かれていました。

内容はバッサリ略で一言、難しかったです。
それは少女・楓を取り巻く人物、出来事、世界に込められたであろう暗喩を、
イマイチ特定?することが出来なかったから。

テーマは大人になりたくない少女……だったと思います(多分)

暇つぶしばかりで、つまらない大人の母
母より仕事を優先している父
そして
おもちゃを愛(め)でるようにしか、夫に愛されないであろう未来の自分

14歳の誕生日を迎える少女の機微。
大人になるコトへの不安や嫌悪感みたいなモノは、
オッサン(僕)なりに痛々しいほど感じられました。
一方で、もう一人の主人公?野生児の弟・ユキが判りません。
きっと、永遠の子供。無垢や純粋のメタファだとは思うのだけれど、
使われ方が雑過ぎて、彼の存在理由が希薄になってしまいました。

ラストは良かったです。大人はみんな他人や家族を。
なにより自分を欺いて(どうにか)生きている。
楓はまだ慣れないとは思うのだけれど、
いつかは欺かれる自分を赦して欲しいな、って。
控えめにそう思いました。

同時収録の『グラジオラス』も少女の成長物語。
そこには時間の経過で心の傷が癒える様子があったのですが……。
そっかぁ。癒えて欲しくない傷だってありますよね。
ちょっと危険ではあるけれど、僕はその感性を “尊い” と思います。

以上、本書は少女の機微を、繊細な世界を描いた一冊。
オッサンにはちょっと難しかったけれど、
それでも共感を覚える箇所もいくつかありました。
自信は全く無いけれど、ティーンエージャーの女性にお勧めかな?

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酒が飲みたい

元妻から。
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たったコレぐらいで、まだ動揺するなんて。

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日常

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乙川優三郎『あの春がゆき この夏がきて』読了

浮浪児だった男は画家の養子となり、生き延びた。奇跡的な出会いと別れを通し、女性達の魅力を知る。美しい本を求める男の辿る道
内容(出版社内容紹介より)

生命の美(び)

本書は芸術と女性を愛した男・神木の半生を描いた8つの連作短編集。
なりゆきに任せながらも、彼なりの美を求める一途(いちず)がありました。
佳作。

ここからは一言感想を。

『春寒』
ホテルに向かうタクシーを拾う時。
そりゃあ、女性は男よりも落ち着いている場合が多いでしょう。
けれど男はアレやコレやと計算しなくちゃいけない、って事情も汲んで欲しい。

『疎水のある町』
航海士の夫を待つばかりの女。
僕の大変お世話になっている知人に元・海上自衛隊の船乗りがいますが、
似たような話を沢山聞きました。ただし破綻?した話は一つもありません。

『雪ノ下』
面と向かえば争いになってしまう男女。
刺激を求めて…って言う意味ではアリなのでは?
ただし、生涯の伴侶にはならない方が良い。

『夏仔』
神木はコンテを折った後、ちゃんとマリエを抱いたのかな。
もし抱いていなかったら、僕が神木をぶん殴ってあげますよ?
ね?マリエちゃん(眼鏡をクイッ)

『赤と青の小瓶』
老婦人画家の画集。赤は強い夫人、青は沈みがちな夫人とありました。
でも僕はもしかしたら逆なのでは?って感じたんですよね。
赤は怨念を隠せない弱い夫人、青は諦観うけいれた強い夫人なのかも、って。

『秋麗』
美に邁進し異国で落魄した男と、
美を求めながら恵まれた環境で安穏する男。
でも僕は思うのだけれど、人生に優劣などないし、
命はどこまで行っても命でしかないと思います。

『水』
自分の心が汚いと知る。
それはとても辛いコトであり、僕なんか酒に逃げちゃいました。
でも今では自分の心が汚いと “知っている” コト。
それがせめてもの救いだと思っています。

『あの春がゆき この夏がきて』
マリエの娘・ゾエはきっとそうだと思うし、でも違ったからってなんでしょう?
そんなことよりタイムリミットが迫っているのです。
神木はとっとと装丁画を完成させて、パリへ飛べ。

以上、本書は芸術と女性……と言うより、生命の美(び)を描いた作品。
それはとても淡く、生涯でも一瞬でしかない儚いモノが多かったけれど、
結局、神木が生涯をかけて求めていた美とは、
この生命の美だったのではないでしょうか。
著者にハズレはないのだけれど、本書も自信を持ってお勧めです。

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辛酸なめ子『電車のおじさん』読了

いつもこころに推しおじさんを
 妄想恋愛なら、いつでもどこでもSPECIALなあなたに会えるーーーー。年の差だって、奥さんがいたって、ソーシャルディスタンスだって、どんな障壁も超えていける、それが進化形プラトニックラブ。
内容(出版社内容紹介より)

妄想と勘違い。

本書は有名コラムニストによるプラトニック小説。
電車で遭遇したおじさん、会社の上司や先輩との関係性を妄想する
20代女性・玉恵の様子がありました。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
僕は電車のおじさんに近いのだけれど、
それでも玉恵の妄想するコト、それ自体には共感を覚えたから。

たとえば勉強中や、トイレの中、はたまた電車の中での妄想。
それで突然に怒れてきちゃったり、悲しくなってきちゃったり。
なにより、恥ずかしさに身もだえしちゃうコトはありませんか?
僕なんか妄想が得意?なのでしょっちゅうあるし
玉恵の妄想(その暴走)が我がことの様に思えました。

ストーリィに特段の記すべきモノは無く、
むしろディテールを楽しむ作品だと思います。
たとえば玉恵の妄想の中身とか、
彼女の同僚達に対する「こんな人いるよねぇ」みたいな共感。
ただし、僕はおじさんの仲間になるので、
その妄想がこんな風に(僕たちに)向けられているのか。
こんな風に実際に迷惑をかけているのか(今後その可能性があるのか)。
それらには申し訳ない気持ちにもなりました。

また作中には時事ネタも多くありました。
この点がコラムニストらしいのかな?と感じましたが、
おじさん(僕)には半分ぐらいしか元ネタが判らなかったです。
こんなんじゃ、日頃から不快感を与えている若い世代から、
同情心や庇護欲を向けられても仕方がないですよね。
コチラも感謝と同時に、「トホホ」って気分にもなりました。

以上、本書は妄想と勘違いをエッセイ風に示した一冊。
軽く笑い飛ばすべき作品だとは思うのだけれど、
おじさんにはやや厳しい現実?を突き付けられるかも知れません。

蛇足で「手放しノート」について。
それは玉恵が企画し商品化されたノートであり、
そこに手放したいモノを書き連ね、気持ちの整理を促すモノとありました。
その詳細は本書をご確認していただくとして、
玉恵が以前に読んだ仏教の本に、こんなコトが書かれていたそうです。

人は悪いことだけでなく良いことも手放すべき(本文より)

たとえば子供のころテストで100点とったとか、
バレンタインデー(ホワイトデー)で意中の子にプレゼントを貰ったとか。
そんな素敵な思い出も、記憶から手放した方が良いとありました。
上手く言えないのだけれど、本書で一番印象に残ります。

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横関大『いのちの人形』読了

世田谷で発生した不審死事件。鑑識が到着する前に、厚労省の外郭団体で「ドールズ」と名乗る組織が現れ、現場を警察から横取りしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた警視庁捜査一課の川村直樹は、事件後に知り合ったサイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた一級の国家機密だった…。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

親ガチャ。

本書は生命倫理を問いかける SFミステリィ。
ミステリィである必要性は乏しいと感じましたが、
重厚なテーマを上手く消化していました。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
それは子供の成長に影響を与える、
いわゆる環境因子の真実みたいなモノがあったから。

さて、今回はいきなりのネタバレになってしまいますが、
本作はクローン人間を扱っています。
その上で

・クローン人間は人間であるのか(人権があるのか)
・クローン人間はオリジナルと同じなのか(同等の才能があるのか)
・クローン人間(その作成技術)は道義的・社会的に許されるのか

等のテーマがありました。
機微に触れるので個人的な意見は控えますが、
ひとつだけほとんど完璧に同意する意見があったんですよね。
それはとある人物の述懐

技術というのは使わないと意味がない。
(中略)
生み出した技術は使ってこそ意味があるものなんだよ(本文より)

勿論、実際に使って良いか悪いかは別の議論が必要です。
けれど一度手にした技術を永久に封印するなんて、
僕達人間には不可能だと(僕は)思っています。

ラストはとても素晴らしかったです。
環境因子のポジティブな側面に(複雑な想いもあるけれど)、
光を見るコトができました。

以上、本書は命と技術と倫理を扱った一冊。
正直、同じテーマならカズオ・イシグロさんの
わたしを離さないで』の方がひとつかふたつは上だと思いますが、
どなた様にも広く浅くお勧めです。

蛇足で「親ガチャ」について。
本作では『環境因子』のひとつとして、
いわゆる「親ガチャ」がありました。
長くなるので、イキナリの個人的な意見になりますが、
僕は「親ガチャ」は “存在する” と、痛感しながら生きてきました。
それ以上の意見は特に無いのだけれど、
人によってはとても辛いケースがある。そう思っています。

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冷凍ポテトフライ

ポテチが好きすぎて、行きついた先がコレ。
西友の冷凍ポテトフライ。
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牛乳と一緒に毎日食べている。
きっと僕にはドイツ人の血が入っている(両親とも福島産)。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
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