日常

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中島京子『やさしい猫』読了

シングルマザーの保育士ミユキさんが心ひかれたのは、八歳年下の自動車整備士クマさん。娘のマヤも面倒見のいいクマさんに懐いて、すったもんだはありつつも、穏やかな日々が続くはずだったのに…。出会って、好きになって、ずっと一緒にいたいと願う。小さな幸せが突然奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

きみへ。

本書は第56回吉川英治文学賞受賞作。
我が国の入管行政の問題と、小さな家族の物語がありました。
佳作。

内容はバッサリ略で一言、強く印象に残りました。
それは読書中のほとんどが辛く、悲しく、怒りに満ちた時間だったのですが、
最後の最後で光が待っていたから。

在留許可とオーバ・スティ
退去強制令と入管施設への収容
入管職員の大きすぎる裁量
そして
愛と国境

実は予備知識ゼロで気軽に読み始めてしまいました。
タイトルからアト・ホームな作品だと思っていたからです。
けれどそんなのは全17章中、最初の4章だけ
(最終章を含めても 5/17 だけ)。
後は日本人として苦しい想いの続く読書になりました。

正直、入管行政の事件・問題について、
「あぁ、そう言うコトもあるんだ」って位にしか知らなかったです。
なので素人の僕は意見を控えますが、
これからは入管行政に対し、

どちらかに一方的な見方をしてはならない
(≒個々で事情は全く異なるのだから)

そう心に刻む契機になりました。

他方で、家族の物語としては、とてもとても良かったです。

責任感の塊で、ちょっとエエ格好しいのクマさん
頑張り屋で、正義感と家族愛にあふれるミユキさん
クマさんと仲良し、もちろんミユキさんも大好きな彼女の娘・マヤちゃん

そして

マヤちゃんが語りかける “きみ”

ずっと辛い読書が続いたので、
最後は死ぬかと思いました(二重の意味で)。
どうかこれからも東京の片隅の小さな家族に、
沢山の笑顔がありますように。
まっ、僕は全く心配していないんだけどね!(笑)

最後に。
作中、マヤちゃんの親友のナオキくんが、
クマさんに教わったスリランカの童話『やさしい猫』について、
彼なりの解釈を披露します。
その詳細は本書をご確認していただくとして、
僕もナオキくんの意見に賛成です。
本書を読み終え、僕が得られたモノも、きっとそれだから。

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ドクダミ

敷地内をほとんど覆っている(お察しの通りです)。
でもドクダミって花は可憐だし、
匂いだって案外嫌いじゃない(小声で)。

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ぬか漬け

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たまねぎ、大失敗。
漬からないし、辛さが全く抜けない。
とてもじゃないけれど、このままでは食べられないので、
野菜炒めに混ぜて食べました。
でも、炒めたたまねぎも、ぬかの匂いと酸味が微妙でして……。
勉強になりました。

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馳星周『月の王』読了

世界大戦の暗雲が迫る、魔都・上海。帝国陸軍特務機関所属の伊那雄一郎は、緊急招集を受ける。伝えられたのは、駆け落ちした華族令嬢の身柄を、各国特務や蒋介石隷下の藍衣社に先んじて確保せよという密命だった。しかも、皇家から直接遣わされた男・大神明と共に成し遂げよという。不審を感じながら拝命した伊那は、藍衣社の異能戦闘集団を率いる杜龍と四天王に急襲される!死地の彼を救ったのは、月を背負い超人的膂力で戦う、大神その人であった…。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

オマージュ。

本書は天皇家と契約を交わした人狼の物語。
著者らしからぬ完璧な SF でも、共感はひとかどではありませんでした。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
それは子供の頃に大興奮した平井和正さんの大傑作『ウルフガイ』。
そのオマージュだったから。

太陽の王である天皇
火の王である杜竜
そして
月の王である大神明

正直、ストーリィに特筆すべきは一切ありません。
それでもバイオレンスは流石の『馳星周』だったし、
ディテールにも著者特有の “匂い” がありました。
なのでファンには一応の愉しみはあると思いますが、
失望はそれ以上にあるかも知れません。

繰り返しになりますが、
本作は平井和正さんの『ウルフガイ』のオマージュであり、
その評価はこの作品を好きか嫌いか(or 知っているか知らないか)
に大きく左右されると思います。
なので多くの方にはお勧めしないのだけれど、
『ウルフガイ』に心当たりのある方には、むしろ問答無用でお勧めです。

蛇足で持統天皇と藤原不比等について。
作中、大神明が最初(?)に契約を交わした相手が持統天皇であり、
当然、藤原不比等に僅かながらにも触れられています。
その詳細は本書をご確認していただくとして、
コチラに興味がある方には
著者の最高傑作のひとつである『比(なら)ぶ者なき』を是非読んで欲しい。
そう思いました。
大きな声では言えないけれど、著者のそれほどファンでない方になら、
本作より先にコチラに触れて欲しいのです。
僕の敬愛する『馳星周』は、もっともっと凄いのだから。

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日常

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泣いているように見えてしまう。
えるには楽しい夢だけを見て欲しい。

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三上延『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』読了

春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。
 ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。
 なぜーー不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていくーー。
内容紹介(出版社内容紹介より)

何冊もある。

本書は『ビブリア古書堂の事件手帖』シーズン2の第三弾(1,2,3)。
本を通して親から子へ受け継がれるモノ。
それを乱暴に言ってしまえば “愛” だったのですが、
近親からの憎悪も招いてしまいました。
佳作。

内容はバッサリ略で一言、とても面白かったです。
本作はシーズン1から数えて10作目にあたり、
長年親しんだキャラクタに “会える” だけで、もう嬉しいし、楽しい。
けれど、本作は(も)それだけじゃあないんですよね。
篠川家だけでなく、虚貝堂の樋口家。
それぞれの家庭にあった祖母、母、娘に、祖父、父、息子。
そんな三代の直系関係が複雑な相似を持って描かれており、
本作を一段と高めていました。

個人的には『ドグラ・マグラ』が扱われていたのも良かったです。
僕は(圧倒的支持を集めている世代の)少年時代には読まず、
すっかり大人になってから読んだのだけれど、
半分以上は訳ワカメでした。
きっと恭一郎君も苦労すると思うのだけれど、
少年時代に『ドグラ・マグラ』に挑戦出来るコト。
ちょっと羨ましいし、きっとお父様の康明氏も、
喜んでいらっしゃいますよ。

最後に。
『ドグラ・マグラ』と同様に、
本書も作中作として『ビブリア古書堂の事件手帖』が使われています。
こんなトコロも著者は本当に上手いですよね(設定の妙)。
因みにラストも『ドグラ・マグラ』を想起するモノになっていました(個人的感想)。
結局、僕達(読者)って、
誰が書いた『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んでいるのかな?

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まるっと、爪

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たまに見つける、まるっと取れた爪。
仕事や読書の最中、
この爪で(僕の)鼻や唇をツンツンして、
つい遊んじゃう。

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マイクル・コナリー/著 古沢嘉通/訳『贖罪の街(上)(下) 』読了

ボッシュはロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のリンカーン弁護士ミッキー・ハラーを代理人に立てロス市警への異議申し立ての訴訟をおこなっている。二〇一五年二月に、女性公務員が自宅で強姦の上、撲殺された。被害者の体に残された精液のDNAが合致し逮捕されたのは、ハラーの古くからの顧客だった。
内容(「BOOK」データベースより)

リタイア。

本書はボッシュ・シリーズ第18弾。
DROP(定年延長選択制度)の任期半ばでロス市警を退職をしたボッシュの、
老いてもなお逞しい男の姿がありました。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
それは(乱暴に言えば)完璧な勧善懲悪であり、
スリルはあっても、アングザイアはなかったから(ポジティブな意味で)。

強姦され撲殺された市政担当官
被害者の身体に残された DNA
容疑者となった元ギャング

僕はハリー・ボッシュ・シリーズを全て読んでいる訳ではないので、
細かな部分で判らない箇所もありました。
けれど、本作だけを挙げるのなら、
かなり単純なストーリィだったと思います。

正義の為に立ち上がり、仲間と共に戦って、最後には勝つ。

因みにボッシュはリタイアした65歳の男性です。
身体のアチコチにガタがきているし、
世の中に不平や不満もたっぷりある(と推測される)、普通(?)の老人。
けれど、彼は正義の為に(俗な言い方になるけれど)無償で立ち上がるし、
周囲の期待に応えて、強い男を体現してみせるんですよね。
それはとても素晴らしいコトだし、僕も男として憧れました。
けれど……。

僕たちはいくつになったら “男” をリタイアするコトが許されるんですかね。
今はその予定も希望も無いのだけれど、
たとえば僕が65歳(13年後)になった時

お前は “男” なんだから。

そう、他人(ひと)の為に立ち上がるのは当然だと強いられたのなら
ちょっとだけしんどいかも、って感じてしまいました。
(情けない話で恥ずかしいです)

以上、本書はいくつになっても強い男を描いた作品。
強いて言えば、心の若い男性にお勧めです。

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雨の日

雨の日は娘達(猫)がおとなしい。
理由は判らないけれど、判るような気もする。

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
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