続・えるの話をしたい。

えるは僕を嫌っている。

理由は三つ。

一つ目は彼女を病院に連れて行くコト。
彼女の通院のストレスは尋常じゃない。
暴れるって言葉じゃ全然足りない。

二つ目は僕が薬を飲ませるコト。
彼女の為なら僕は何でもする。
それでも愛する娘の悲鳴を聞く時、僕は心を鬼にするしかない。

三つ目は僕がえるの要求を満たせないコト。
仕事と言えるか判らないけれど、僕は家で作業をしている。
その間、えるは僕に構って欲しくて泣く。怒る。暴れる。
これがほとんど永久に続く。

僕は自分の命より、えるの命の方が大切だと公言してきた。
けれどえるは僕を嫌っている。

あんなに愛を約束した僕が、えるにイライラしてしまう時がある。
彼女はそんな僕の敏感な心を察している。裏切られていると感じるのだろう。
えるになんて謝ったらよいのだ。全てが糞野郎な僕にせいなのに。

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えるの話をしたい。

高齢の彼女は最近病院のお世話になるいコトが多い。
それはまだしも彼女の精神面の不調がつらい。

彼女は寝ている時以外はいつも泣いている。
不満を発し、寂しさに震え、あらゆる要求をし、
僕を責める。

年老いた人間の介護を実際にしたことはないから
比べるのは間違っていると思う。
(恥ずかしいけれど、実父の世話は全部お金で贖った)
けれど、える坊が起きている間中、僕を要求され、責められ続けるコト。

本当に苦しい。

DVは無いけれど、心に浮かばなかったコトがないと言ったらうそになる。
僕は悪魔だと思う。死んだほうが良いと思う。

えるが生を全うするだけの十分なお金が僕にはある。払う用意もある。
だから僕以上にえるを幸せに見送る人が居るのなら。
どうかえるを助けて欲しい。

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えるが入院と退院

食欲がなくなり、ベッドから降りなくなった。
きがついたらおしっこをしていない。
病院に連れて行ったところ、即入院。
カテーテルを入れて各種の検査を行った。

6日して退院。

各種数値に特段の問題は見られず、
風邪(体力低下)かストレスによる一時的な(おしっこがでない)ではないかとのコト。
正直、ストレスと言う言葉に僕は傷ついた。
彼女の為、僕は出来る限りのことをしているつもりだ。
それこそお金に糸目をつけず、部屋をガスヒーターでガンガンに暖めている。
食欲促進の為。美味しいレトルトを毎日一袋はあげている。
それでもえるはストレスを感じていたのか……。

僕は22年彼女の親をやっているけれど、
親としての自信を砕かれ、育て方も否定された気分。
えるは親ガチャに失敗しちゃったのかな。本当に申し訳ないな。

ただ4/1はえるの22回目の誕生日だ。
その日を家族みんなが笑顔で迎えられる様に。
僕はもっともっと頑張りたいと思う。

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直島翔『恋する検事はわきまえない』読了

現役新聞記者だから描けたリアル検察小説。見習い女性検事が異動先の鹿児島で一悶着を起こす「ジャンブルズ」、小倉支部の万年窓際検事が組織から孤立しながら凶悪暴力団に立ち向かう「海と殺意」ほか、全四話+αの連作短編集。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

シュートを決めろ!

本書は第3回警察小説大賞受賞作『転がる検事に苔むさず』の続編。
今回も人に寄り添う、検事と警官の姿がありました。

ここからは一言感想を。

『シャベルとスコップ』
シャベルとスコップ。皆様はどちらが小さい方だと思いますか?
僕はお婆さんや久我、倉沢とは反対で、
小さい方がシャベルと連想してしまいます。

『ジャンブルズ』
僕も倉沢と同じく、シラスと言えばウナギの稚魚ではなくて、
イワシの稚魚を想像します。
なんせ学生時代は江の島の近くに住んでいましたからね。
それでも、シラス丼より鰻丼の方が好き。

『恋する検事はわきまえない』
従前はタイトルから倉沢(♀)と有村(♂)の話かとワクワクしました。
しかし主人公は倉沢の大先輩・常盤春子。でも面白かったです。
因みに僕は健ちゃんと同じく、昔は外すこともありました(男なので)
でも今は座ってイタス様になり、アウト・オブ・バウンズは無くなりました。
健ちゃんとは違って、もう酔っぱらうコトも無いし(笑)

『海と殺意』
本書で一番、警察(検察)小説していました。
オラオラ系の柄シャツ専門店(?)。
30年ぐらい前に住んでいた西川口にもあったなぁ。
一般人にはとても着こなせないモノばかりで唖然とした記憶が。
また正反対(?)のアニメショップ。
昔の職場が秋葉原だったのでなんとなくは知っています。
こちらも一般人にはとても(以下略)

『健ちゃんに法はいらない』
健ちゃん、格好良いです。
また奥様(ネタバレ回避でココでは秘密)も流石です!
で、本編のもう一つの白眉は倉沢と有村の恋。
倉沢は「シュートはパスを求める人間にしか決められない」と
暗に有村をせっつきます(そうですよね?)。
むぅ、有村君。ここは男をみせて、シュートを決めろ!

『春風』
エピローグ未満、次回への予告以上って感じかな。
また久我、倉沢、有村に会えるコト、楽しみに待っています。

以上、本書は警察(検察)小説と言うより、検察を中心とした人情物語。
各話が輪の様に繋がっており、連作短編集としても秀逸です。
どなた様にも自信を持ってお勧め。

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日常

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直島翔『転がる検事に苔むさず』読了

夏の夜、若い男が鉄道の高架から転落し、猛スピードで走る車に衝突した。自殺か、他殺か。戸惑う所轄署の刑事課長は、飲み仲間である検事・久我周平に手助けしてほしいと相談を持ちかける。自殺の線で遺書探しに専念するが、このセールスマンの周辺には灰色の影がちらついた。ペーパーカンパニーを利用した輸入外車取引、ロッカーから見つかった麻薬と現金ー死んだ男は何者なのか。交番巡査、新人の女性検事とともに真相に迫る。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

満足できねぇ。

本書は第3回警察小説大賞受賞作。
ただし、主役は警察ではなく検察です。

内容はバッサリ略で一言、面白かったです。
それはどんな難題にも、いじめにも、理不尽にも負けず、
正義を追求する検事二人と巡査の三人の姿があったから。

高架から転落した男の体内から発見された麻薬成分
麻薬密輸入の疑いが出てきた男の彼女と職場関係者
そして
事件を追う検事の足を引っ張るライバル派閥の検事(=内ゲバ)

主人公・久我は出世のレールを外れ干されています。
その理由に例えば司法試験に合格するまで四浪したとか
(一般に出世できるのは二浪まで)もあります。
けれど、久我の実力と熱意は人一倍であり、
上司からは彼の希望である特捜への推薦も得られていました。
しかし、同じ検事のライバル派閥からの邪魔が入り……。
うーん、サラリーマンを経験された方なら、
ありありと目に浮かぶ光景ではないでしょうか。
ホント、嫌になっちゃいますよね。

一方で、久我に師事する女性検事の倉沢のはねっ返りが
最高に素敵です(正直、惚れました)。
だからこそ、彼女と心優しい有村巡査を結ぶ細い糸が、
いつか赤く染まりますように。

以上、本書は警察小説とうたった検察小説(笑)
また事件そのものより、
人間を描いたある意味の人情モノだった様な気がします。
(事件と人物描写の重きは、およそ 1:2 と感じました)
堅苦しくもなく、スラスラ読めるので多くの方にお勧めです。

おまけ:
作中、喫茶エレンで(今時カセットテープから)流れ、
後に久我の頭の中で流れた一曲です。
(I Cant Get No) Satisfaction
BGM: 転がる石 / 満足できねぇ

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日常

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浅倉秋成『六人の噓つきな大学生』読了

「犯人」が死んだとき、すべての動機が明かされる。成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

笑わせないで欲しい。

本書は最終選考に残った六人の就活生の物語。
人を判断するコトの難しさ(≒ほぼ不可能)に、
鋭いメスが入っていました。
佳作。

内容はバッサリ略で一言、非常に面白かったです。
本作はいわゆるコンゲームであり、
ミステリィとしては古くからあるスタンダードだと思います。
ですが現代に即したそれは、
若者の機微を鮮明に浮かび上がらせていました。

六人の中から一人の内定者を “自分たち” で決める。
議論の最中に見つかった六通の封筒(=告発文)。
そして
内定者は誰が選ばれるのか。また告発文を書いた犯人は。

本書のテーマに「それだけで彼(彼女)の何が判るのか?」
があったと思います。
実際、告発文が公開された四人
(もう一人いますがココではおいておきます)は、
倫理的にアウトだし、黒に近い灰色。
中には特に問題ないモノもありましたが、
他人からすれば攻撃の糸口にはなりそうです。
なので彼等は内定の争いから脱落していくのだけれど、
たった一通の告発文で彼等を推し測るなんて、
どだい無理な話だったんですよね。
同じ話でも聞き方を変えればウラがオモテにもなりました。
それでも……

若さが遠因とはいえ過ちは過ちだし、
犯人なら告発文の罪だってきっとある。
だから汚名を甘受したのかも知れないけれど、
あまり年長者(僕)を笑わせないで欲しい。

君たちはみな、心優しき青年じゃないか!

自分を律する姿勢は素晴らしいのだけれど、
自分のコトを正確に評価できるのは他の誰でもない。
自分自身だけだとオッサン(僕)は考えます。
君たちは必要以上に自分を卑下することなく、
その清らかな、優しい心を。
どうか自分自身にも向けて欲しい。
君たちなら大丈夫。
過去に囚われず、未来に向けて頑張れ。

以上、本書は多くのミステリィ・ランキング上位に顔を出す一冊。
オビほど伏線回収が凄いとは思わないのだけれど、
物語が二転三転しても軸のブレない完成度の高い作品です。
どなた様にも自信を持ってお勧め。

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朝日

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朝日をみるとため息がる。
夕日ならば「ホッ」と息をつけるのに。

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日常

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プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
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