森博嗣『つぶやきのクリーム』読了

何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、
なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである―。
小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、
世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

魅力的な天邪鬼。

本書は twitter よろしく、著者の『つぶやき』を集め、
見開き2ページでその補足と解説をまとめたもの(1,2,3,4,5,6,7
合計100の『つぶやき』が掲載されていますが、
1つ2分で読めるお手軽さです。
内容も既存のエッセィとなんら変わりはありませんが、

「大部分の失敗は、やらなければならない失敗だった」
「子供は自由だというが、大人ほどではない」

には思わず膝を打ちましたし、

「電話窓口は絶対に一回ではつながらない」

には快哉を叫びました。
やはり著者は最高に魅力的な天邪鬼です(笑)

蛇足で僕のお勧めは
「当たっても砕けないように、準備しておくこと」
そこでは「覚悟」と「開き直り」の違いを指摘し、さらには
「いくら準備を整えても失敗の確率は0にならない。
 故に失敗することを想定し、
 自分の気持ちをシミュレートしておく」(yuki意訳)
と続くのですが……
僕は保守的と言うかビビリなので、
何事も失敗することを想像してから挑みます。
だからこの『つぶやき』には大いに賛成なんだけれど、
現実はいつだって最悪の想定を超えてばかり。
クリームの様に甘くはなくて……って、僕の予測が甘い??


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離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

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長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
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