伊坂幸太郎『ジャイロスコープ』読了

助言あります。
スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で
働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、
驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。
バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。
謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、
そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。
書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
内容(「BOOK」データベースより)

バラバラでもOK

本書は著者初となった、文庫オリジナルの短編集。
アンソロジーや雑誌の為に書いた短編を集めたとあり、
バラエティに富んでいますが、統一性はありません。
なので、『ジャイロスコープ』と言うタイトルの説明がありましたが、
少々苦しい後付だったかも(笑)

内容はバッサリ略。
不条理モノは好悪が分かれると思いますが、僕は結構好み。
特に「二月下旬から三月上旬」が良かったです。
また「一人では無理がある」は ”This is 伊坂” なる一編であり、
これだけで本書を手にした価値がありました。
正直、コレクターズアイテム以上、書き下ろし未満ではありますが、
伊坂ブランドは健在なり、の一冊です。

蛇足で「彗星さんたち」に登場する(?)パウエル国務長官。
なんて格好良いのでしょうか(うっとり)
また映画『メリー・ポピンズ』を是非観てみたいと思いました。
きっと単調で少々苦(にが)い僕の生活の中で、
「スプーン一杯の砂糖」となる事でしょう。

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離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
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