田山幸憲『パチプロ日記』読了

これはパチプロが生き抜くための究極の必勝法だ。
内容(「BOOK」データベースより)

憧れました。

本書は1989年からパチンコ必勝ガイドに連載された
『田山幸憲のパチプロ日記』を元に
平成2年3~5月までを完全書き下ろしで収録した1冊。
著者は東大出身(中退)と言う経歴で注目を集めました。
ですがそんな肩書きより、シャイで優しい人柄こそが彼の真骨頂。
当時のパチンコ愛好家(含む僕)の心を掴んで離しませんでした。

9回勝って1回は負ける
その日の酒代だけ
そして
パチプロであることを恥じる

巷に溢れるような「高説の垂れ流し」ではありません。
また「稼ぎ」や「生き方」を自慢するナルシシズムでもない。
ただ毎朝パチンコ屋に通い、わずか3時間程度打ち、
昼から飲みに行く。そんな淡々とした日々を、
どこか恥ずかしげに綴られて行く。
そんな著者の生き方に、当時子供(大学生)だった僕も
おおいに憧れました。
また『田山幸憲のパチプロ日記』は平成13年1月まで連載されますが、
著者舌癌の為に中断・終了となってしまいます。
そして同年7月に多くのファンに惜しまれつつ永眠されました。
享年僅か54歳でした。

最後に。
多くのファンがそうだと思いますが、
僕もパチンコに親しんだ当時の事は語りつくす事が出来ません。
パチンコ必勝ガイドは毎月ちゃんと購入していたし、
『田山幸憲のパチプロ日記』は当然の嗜み。
「デキた!」は仲間内に深く深く浸透していました。
なのでここではひとつだけ、
表紙にもなっていたビッグシューターについて。
大ヒット台だし、多くの方が愛した名機だと思いますが、
僕はかなり相性が悪かったんですよね。
ナキは兎も角、ハネに拾わないと致命的な本機で、
入賞→貯留解除→右打ちしようが何しようがパンクしまくる。
そんなイメージしか残っていないのです。
それこそ著者じゃないけれど、僕にとってのビッグシューターは

「あにはからんや」

の一台です(泣)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
月別アーカイブ
検索フォーム
FC2カウンター