森博嗣『本質を見通す100の講義』読了

遠回りすることで、初めて辿りつける面白さがある。
人気ミステリィ作家による「考えて生きる」ための静かで鋭い視点。
内容(「BOOK」データベースより抜粋)

望むのなら。

本書は100の講義シリーズ第4弾(前作はコチラ→1,2,3)。
ネタの重複回避の為か、身の回りの雑談が多くなり、
「講義」としてはやや外れる部分もあるかも。
それでもシリーズで繰り返される核(本質)には、
何度でも変わらぬ感銘を受けました。

さて、今回一番印象に残ったのは

ベターを選ぶだけの人生には、ベストがない。

の一編。
そこでは自然の摂理や数学の収束計算を例に、
得られる結果が望むものではない場合を提示します。
またそれは人生でも同様と指摘しているのですが……。
僕も望みに向かって突き進んでは、
期待したゴールにはたどり着かず、袋小路に入りがち。
でも望むのなら hope(望む) だけではなく
overlook(望む)も必要だったんですよね。
今後は時に立ち止まり、ゴールを確認しながら進みたいと思います。
それでも……
誰かGPS付きの人生双眼鏡、作ってくれないかなぁ(笑)

蛇足で「ブログを書き続ける人がずいぶん減ってきた」の一編も
ブロガーの端くれ(自分で書いてて気持ち悪い)として印象的。
内容は本書をご確認していただくとして、
僕は太字で記述された箇所に強く膝を打ちました。
アピールではありません。
仕事も恋愛も、そしてこのブログも、
はじめたら長く続けたい性質なのです。

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離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

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長女:える(雉猫19歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

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