森博嗣『正直に語る100の講義』読了

“本音の鍵”、失くしていませんか?
自分だけの「世界の見え方」を取り戻す一冊。
内容(「BOOK」データベースより)

最後まで正直に。

本書は100の講義シリーズ第5弾(前作はコチラ→1,2,3,4)。
最終巻であり、次は装いを変えて新シリーズが開始される
とのアナウンスがありました(HPより)
クリームシリーズとの差別化に疑問が残りますが、
これからも「森博嗣」を受講(?)出来る事に一安心。
肝心の本書も最後に相応しく(=いままでと一切変わりなく)、
著者の飾らない、正直な声が並んでいます。

・方針をころころ変えることは、
 目的を達する為の最強の手段である。
・知らないならそう考えるのは正しい、
 と評価すべき。
・指摘を不満だと解釈する人たちの心理とは。

驕ったようで恐縮なのですが、今回は背筋が伸びると言うより、
共感する話題が多めの印象です。
例えばコンビニ強盗を撃破した事例を挙げ、
面白くも痛烈な批判を内包した「何で?」の使用方法については、
多くの男性諸氏が共感されるんじゃないかな。
すばる氏(著者の奥様です)だけでなく、
僕達もパートナーには慎んだほうが良いキーワードとして
是非とも覚えておくべきでしょう(遠い目)。

また本書は(その議題が)個人の内面的な価値観から、
もっと大衆寄りで普遍的な価値観にシフトしている様に思えます。
このあたりをマンネリ回避と感じるか、
マイルドに(優しく)なったと感じるかで評価は分かれるかも。
因みに僕は大局は変わらず、
その微小な変化を肯定的に受け止めました。
歳下のクセに生意気ではありますが、
人として望ましい経年変化だと感じます。

蛇足で僕のお勧めは(非常に沢山あるのですが)
「怒りから平和が生れるだろうか?」の一編。
内容については控えますが(ポリティカル・コレクトネス)
是非皆様も一読し、ご一緒に考えていただければと思います。

僕達は人間です。

また先哲が築き上げた尊いシステムだってあります。
笑顔で話し合いましょう。

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Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

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長女:える(雉猫19歳) 泣き虫で臆病。温厚だけど父ちゃんには我儘な女王様。妹がちょっぴり苦手。職業:父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒5歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。お姉ちゃんともっと遊びたい。職業:父ちゃんの邪魔。
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