森博嗣『風は青海を渡るのか?』読了

聖地。チベット・ナクチュ特区にある神殿の地下、
長い眠りについていた試料の収められた遺跡は、
まさに人類の聖地だった。ハギリはヴォッシュらと、
調査のためその峻厳な地を再訪する。
ウォーカロン・メーカHIXの研究員に招かれた帰り、
トラブルに足止めされたハギリは、
聖地以外の遺跡の存在を知らされる。
小さな気づきがもたらす未来。知性が掬い上げる奇跡の物語。
内容(「BOOK」データベースより)

ため息しか出ない。

本書は「Wシリーズ」の第3弾(その他はコチラ→1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
”森博嗣” シリーズの謎が次々と明らかになりますが、
それ以上に新たな謎と予感が生まれます。

内容はバッサリ略で一言、最高です。
ってか、どんな賛美も追いつかないのが正直なところ。
ファンならきっと、ため息しか出ないでしょう。

「Wシリーズ」については今回も内容がなくてスミマセン。

ただ、前作のラストで気が付くべきでしたが、
ナクチュ特区(および神殿)がホニャララであったこと、
驚きを通り越して眩暈がしました。さらには
天文台とされる遺跡もペケペケであったことが示唆されています。
僕も良く気が付いたし、覚えていたなぁ(笑)
また中盤で明らかになるとある人物のフルネーム、
そして森作品恒例の最後の一行の衝撃……。
冒頭で「ため息しかでない」と記しましたが、
本当はもう一つ出るモノがありました。
それは「鳥肌」。暑い暑い今年の夏に絶対のお勧めです。

蛇足で本書の内容からホンの少しだけ、
とあるアニメ映画を思い浮かべました。
タイトルに「風」が入っていたからかもしれません。

おまけ:
ルナティックムーンライト
BGM: SION&森重樹一 / ルナティックムーンライト
            ※ホニャララの街をイメージして

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