村上春樹/安西水丸『夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説』読了

海亀の執拗な攻撃から僕らの身を守ってくれた秘密兵器とは?
ヒトは死んだらどこにいくのだろう?―読者が参加する小説
「ストッキング」から、オール関西弁で書かれた「ことわざ」まで、
謎とユーモアに満ちた「超短篇」小説が36本!
(さらに替え歌「朝からラーメン」のおまけ付き!)
絶好調の村上春樹=安西水丸“nice&easy”コンビが贈る
「村上朝日堂」小説特集号。
内容(「BOOK」データベースより)

頭のラジオ体操。

本書は「村上朝日堂」シリーズ異色の超短編集。
1,2,ランゲルハンス,3,くもざる,4,5
仕事でコチコチに固まってしまった頭を、
ユルユルと解してくれる……かも知れません(笑)

内容はバッサリ略で一言。面白かったです。
僕はこの手の意味無しストーリーや、
ナンセンスジョークがわりと肌に合うんですよね。
いい加減に受け止め、無責任に解釈して遊ぶ。
そんな ”余裕” が心地よくて、ヘラヘラと楽しみました。

また本書は頭の柔軟体操…って程おおげさなモノではなく、
言うなれば夏休みのラジオ体操ぐらいのユルさかな。
それでも硬直した頭(思考)をほぐす効果はあるので、
皆様も仕事の合間の息抜きに如何でしょうか。

蛇足で僕のお勧めは「ストッキング」の一遍。
(「嘘つきニコル」とどちらにしようか迷いました。
だってニコルの三つ目のアレ、僕も非常に気になります^^;)
詳細は本書をご確認していただくとして、
作中、とある男(仮に主人公)が不可解な状況の中、
突然訪れた禿げた小男に丸めた新聞を突きつけられます。
そして小男は一体彼に何を言ったのか?
が(著者からの)問題となってお話は終わるのですが……。
で、ここからは僕の推測。
小男の発言は意外と友好的なモノだったのでは?と考えます。
なんせ主人公は身長172cmくらいのハンサムですからね。
バッグの中身は主人公へのプレゼントだったのでは?
隠れたテーマはフェティシズム……。

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離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
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