西村京太郎『十津川警部 アキバ戦争』読了

「明日香を、預かっている。一億円用意しろ」。秋葉原名物メイド喫茶の人気メイドが何者かにさらわれた。警視庁の捜査員たちは翻弄された末に身代金を奪われてしまう。そして、誘拐犯からさらなる要求が突きつけられた!十津川警部・亀井刑事の名コンビと、明日香のファンを自認する異能の“オタク三銃士”が、時に協力しつつ、時に相手を出し抜きながら、真相へと迫ってゆく。
内容(「BOOK」データベースより)

嘘でしょう?

本書は『十津川警部シリーズ』の一冊。
アキバを代表とするオタク文化と旧世代の対立が描かれています。

内容はバッサリ略で一言、嘘でしょう?
もう一から十まで『西村京太郎』の名を貶めるばかり。
まさかご本人が書いたとは思えず、
むしろ『コレが西村京太郎だなんて、嘘だと言って?』
となりました。

呆れてモノが言えないので今回はココまで。
読む本が無くて手にしたけれど、
それでもなお、読まなかったほうがマシでした(時間の無駄)。
ファンは勿論、『西村京太郎』ファンならなおさら
本作は控えることをお勧めします。

蛇足でアキバ(秋葉原)について。
作中のアキバは「電気の街」と「風俗の街」の
新旧が対立しているトコロとされていました。
この作品の前提?も本書を読めば突っ込みどころしかないし、
脱力しかないけれど、ある程度は納得の行く意見だと思いました。
で、僕は過去に19年勤めていた会社(本社)が秋葉原にあり、
その変遷を目の当たりにしてきました。
その上での個人的な感想だけれど、
アキバは対立を含む “喧騒” こそが街の真髄である。
そう思うんですよね。
以前に比べて遥かに綺麗になり、品の良くなった現在のアキバは
魅力が薄れてはいないでしょうか?
たとえば昔のアキバなら

怪しい店があり、横柄な店員がいて、不良がいる。
また時代を経ても、
アニメのポスターが並ぶ店があり、
従順可憐(であろう)女の子の店員がいて、
オタクがいる。

道は汚いし、ジメジメしていたあの頃が良いとは全く思いません。
けれど、「対立」にある負の側面だけを取り上げては、
街は、アキバは死んでしまう。
作品に没頭できず、そんな愚考ばかりの読書でした。

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