伊集院静『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 (3) 』読了

旅は読書と似ているー珠宝の紀行文集シリーズ第三弾。
内容紹介(「BOOK」データベースより)

たぶん最後。

本書は旅で出逢った言葉をまとめたエッセイ集の第三弾(1,2,3)。
しかし第三弾とありますが、中身は過去作からの 99% 選集です。

内容はバッサリ略で一言、呆れました。
これを新作と謳う売り方は、商売は。
あまりにも下品ではないでしょうか。

著者の大病からの復帰を歓迎していました。
彼が倒れたニュースには心を痛めたし、
正直、これで引退だと思っていました。
だからこそ本作には期待していたのに……。

以上、本書は新作を謳った新作ではない一冊
(一応、序章の短い二つに申し訳程度の近況があります)。
30年以上昔からの大ファンでしたが、
僕が『伊集院静』を手にするコトは、たぶんコレが最後だと思います。

蛇足。
それでも心を打った一遍をご紹介。
それは『どこの子供でも、子供は皆の子供だから』。
311 の当日、橋の上(もはや逃げ場も無い場所)で海水に漬かりながらも、
かろうじて命を繋ぎ続けていた人達のお話です。
そこには夜になり、雪も降り始め、しかし海水は引かず。
誰もが極寒に苦しんでいる時、どこかで赤ん坊が泣き始めた様子がありました。
その後の詳細は本書をご確認していただくとして……。
皆様の “体温” は時も場所も超え、僕(オッサン)の心も温めてくれました。

東北は必ず復活する

そう僕は(も)確信します。
何故なら、貴方たちがいらっしゃるからです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ FC2Blog Ranking
 励みにしますので、宜しければクリックをお願いします。
テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

Tag:読書  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

yuki

Author:yuki
離婚と断酒。娘達(雉猫と白黒猫)と三人(?)の日々を綴ります。
ロックと読書好き。でも酒と煙草をやらないストレート・エッジです。

娘達
長女:える(雉猫享年23) 臆病で泣き虫。けれど誰よりも強くて優しい子。僕の宝物。職業:これからもずっと父ちゃんの監視。

次女:ふう(白黒9歳) 暴れん坊で食いしん坊。皆が食べているものは私も食べる。いまもお姉ちゃんを探しちゃう。職業:父ちゃんの邪魔。
月別アーカイブ
ユーザータグ

読書(1717)
(1230)
one_day(922)
ex_girlfriend(343)
ロックンロール(252)
アルコール依存症(243)
my_ex(214)
タラレバ娘(131)
自転車(45)
縦結びの人(41)
漫画(21)

検索フォーム
FC2カウンター